Webコンテンツの企画から制作・モバイル受託開発を行なうテンダは、9月1日「防災の日」にあわせ、電波から地震発生の前兆現象をとらえて時期・地域・規模を予測し、地震発生の1週間以内にお知らせする地震予知サービス「予知するアンテナ」を9月1日より開始する。

本サービスは、Webサイト「予知するアンテナ」にユーザー登録するだけですぐにPC・スマホから使うことができる。有料コンテンツとして、検知対象エリアの地震予測情報を会員向けに週2回配信するほか、無料コンテンツでは、全国各地の災害情報や地震規模に合わせた防災グッズの紹介、防災・減災のお役立ち情報などを提供するという。

予知するアンテナ

■背景とねらい

地震大国といわれる日本。政府の地震調査委員会によると、今後30年以内にマグニチュード7クラスの地震が発生する確率は、関東から四国にかけての太平洋側で高く、南海トラフ沿いも前回調査より上昇している。こうしたM7クラスの地震が発生した場合、人的・物的災害ともに甚大な被害が想定されるため、各家庭はじめ自治体などでは地震への備えや対策が急務となっている。

そこでテンダは、こうしたニーズの高まりに応え、「いつ、どの辺りで、どのくらいの大きさの地震が起きるか」という地震予測情報を1週間以内の短期間予測で検知できるしくみを開発。第一弾として、まずは検知対象エリアを関東中心に絞って提供を開始する。発生前に地震の情報を配信することで、人々の防災意識を高めるとともに、地震発生で起こる人的・物的災害を最小限にくいとめるよう貢献する。今後は、検知対象エリアを順次拡大させ、2017年9月に全国版対応をめざす。

■「予知するアンテナ」の地震予測とは?

・電気通信大・早川正士教授の地震予知理論がベース
「予知するアンテナ」の地震予測は、日本地震予知学会代表理事で電気通信大学早川正士名誉教授の地震予知理論に基づく手法を採用。同大学発ベンチャー、早川地震電磁気研究所との共同開発により、地震の前に発生する電磁波を直接受信する方法と、身の回りの電波を観測する方法で予知する。これまで早川正士教授が世界中で研究に用いてきた観測手法を日本に集結。これにより地震予知の精度向上と巨大地震の予知実現を目指す。

・早川正士教授の地震予知理論
地震が迫ってくると、地圏(地下)、大気圏(地上)、電離圏(宇宙)に異常をきたす。地震が起こる前には、地殻のヒビ割れが起こり、このヒビが電磁波を発生させ、大気圏を振動させ、地球上空の電離圏まで作用する。これらが全て地震の起こる約1か月前から起こる。地圏では地震の前に発生する電磁波(ULF/ELF)を直接受信して、地下での前兆現象を把握。そして大気圏、電離圏では、地上から送信される電波(VLF/HF/VHF)の異常を観測して、地上から宇宙での前兆現象をつかむ。このような各観測手法で得られた結果から地震の3要素(いつ、どこで、どのくらいの規模)を約1週間前に予測していく。

・精度の高い予測情報が地震発生の1週間前に取得できる
かねてより、VLF電波を用いた地震予知サービスはあったが、今回、大地震に対して短期予測の可能性があると期待されるいろいろな電波(ULF/ELF/HF/VHF)を加えた複合観測とすることで、より精度の高い情報がわずか1週間で取得可能になった。

・複合観測の特長〜大地震に対する短期地震予測の精度向上を期待〜
電波はさまざまな種類(周波数)によって、その特性が大きく違ってくる。「予知するアンテナ」では、ULF/ELFといった震源から地表まで到達することのできる極めて低い周波数の電波と、ラジオや電波時計などに使われるVLF/HF/VHFといった電離層で反射する周波数の電波の観測をつなぎ合わせ、地震の前兆現象を地圏〜大気圏〜電離圏でつかむことができるシステムを構築。これにより、地震の危険性を総合的に判断できるようになり、より精度の高い観測が可能となった。

予知するアンテナ

・世界初の観測手法。複合観測で、70%と精度の高い的中率を実現
複数の電波を用いた複合観測は世界でも初めての計測手法となる。これまでの地震予測では、異常が出たときに地震の前兆なのか、それとも太陽フレアや雷などの自然ノイズや人工ノイズの影響か判断が難しくなる場合があり、空振りや見逃しといった地震予知の失敗に繋がる可能性があった。複合観測を行なうことで、ある異常を様々な視点で確認できるため、その異常が地震の前兆現象かどうか判断ができるようになり、見逃しや空振りの可能性を低くできる。特に、見逃しについては、地震発生によって不意打ちを食らうことになるので、この複合観測で見逃しの可能性を低くできることは大きな利点といえる。

予知するアンテナ

【サービス概要】
・利用料金:月額500円(税抜)<地震予知サービス利用のみ>
・利用方法:「予知するアンテナ」よりユーザー登録
・観測エリア:宮城県、山形県、福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、 神奈川県、新潟県、山梨県、長野県、静岡県 <佐渡は含む、小笠原諸島をのぞく>
・配信スケジュール:週2回(火曜日・金曜日)地震のない場合の配信はない。
※上記以外の緊急配信もあり
・配信方法:「予知するアンテナ」会員ページに掲示、またはメール配信

製品情報

http://yochisuru-antenna.jp/