近年、その熱い石田三成推しで度々話題になる滋賀県が、新たな三成スポットを作ったことで、ネットで話題になっている。その様子を撮影したツイートは注目を集め、4千回近くリツイートされた。

全国から届けられたメッセージがずらり

「武将〜といえば、みつなり〜♪」

というインパクトのあるフレーズで大きな話題となった滋賀県。そこに現れた、更なる三成推しのスポットは米原市の米原駅の中にある。

ツイートされた画像には、駅の中に掲げられた横断幕の様子が捉えられている。全体に三成に対するメッセージやイラストがあしらわれ、非常に目を引く仕上がりだ。2016年に大河ドラマ、「真田丸」での活躍も相まって、人気は白熱しているようだ。


石田三成への愛が詰まった横断幕(画像は米原市商工観光課提供)

この横断幕を企画したのが、米原市商工観光課だ。

横断幕には、全国から募ったイラストやメッセージが多数書かれているという。

商工観光課の担当者は、Jタウンネット取材に対して

「駅内で、このような『かわら版』をイメージした展示は以前から行っていて、今回の横断幕は第3弾となります。全国のファンから募った、石田三成に対するメッセージやイラストを使い、1つの横断幕としました」

と語った。JR東海の駅の利用促進も目的としており、横断幕の下部には、駅から行ける三成ゆかりの場所の記述がある。展示は2016年8月25日から2016年9月30日までの期間限定。

また、米原市商工観光課、彦根市観光企画課、長浜市観光振興課の共同で立ち上げた、びわ湖・近江路観光圏活性化協議会では、三成にちなんだ様々な企画を行っている。

2015年に始まった、米原駅などを起点とし、三成の足跡を追いながら観光できる「三成タクシー」もその1つだ。

「出生の地・成長の地」「栄達の地」「逃亡の地」という3つのテーマからコースを選択できる、予約制のタクシーによるツアーで、利用者からは非常に好評だという。

数が限られているため必ず乗れる、というわけではないが、車体には「戦国無双」版の三成が大きくあしらわれている。

しかし、三成タクシーの最大の特徴は、ラッピングされた車両ではなく、ドライバーが三成についての深い知識を持っているという点にある。試験をクリアしたドライバーのみが搭乗するため、各スポットに対する解説から、地元ならではの知識までを兼ね備えているという。

「ドライバーさんも熱意を持って取り組んでいて、つねに三成についての新しい知識を仕入れています」

三成タクシーは、いくつかのタクシー業者の協力によって始まった。その内の1社「近江タクシー」は、第2弾として、石田三成と縁の深い「大谷吉継」「嶋左近」のラッピング車両も導入しているという。

「石田三成以外にも、大谷吉継、嶋左近のラッピングタクシーも開始しました。こちらも戦国無双のキャラクターのラッピングを施した車両です」

そのほかにも、2016年5月14日から開催されている「MEET三成展」では、米原市、彦根市、長浜市の会場でそれぞれ異なった展示を見ることが出来、三成のエピソードにちなんだ「三成めし」を出す飲食店も3市内に多数あるなど、官民ともに、三成を前面に出しての町おこしに本気だ。