何度かデートを重ねた彼女や美食家の彼女であれば、「ここ一番」のときには、普通の店では味わえないようなちょっとしたサプライズを仕掛けてみよう。

美味しいものは最早食べ尽くした、レストランに対して味プラスαを求めている“食の偏差値”高めな難攻彼女を陥落させろ!




照明に照らされた小さな扉を開け、階段を上るワクワク感から始まる
全ての料理が驚きの連続!渋谷の隠れ家イタリアン『Ma Maison Passagegarden』

渋谷


渋谷駅新南口から徒歩1分。ひっそりと人通りの少ない通りに建つオフィスビルの2階が『Ma Maison Passagegarden (マ メゾン パサージュガーデン)』。

一見、こんな所にレストランがあるのかとびっくりするような雰囲気の中、照明に照らされた小さな扉を開けると2階のレストランへ続く階段が現れる。



ゆったりとした店内で、隣の会話も気にならない

オープンエアーで開放感のある店内は、白を基調とした落ち着いた内装でゆったりと寛げる。テーブルのみ30席を用意し、スタイリッシュな空間を広々と贅沢に使っている。



「苺のダイヤモンド」は女子ウケ抜群のメニュー

日本で育った野菜や肉、魚を使ったジャパニーズスタイルのフレンチと共に、ワインも国産に拘っている。

ぶどうの産地として有名な山梨をはじめ、群馬や広島、北海道で醸造された風土に根差したワインと料理とのマリアージュを楽しんで欲しい。

とある日のコースの一口前菜は、栃木産の苺の新品種「スカイベリー」を使った「苺のダイヤモンド」。苺の周りは白ワインのゼリーでコーティングし、中にはバルサミコのソースがいいアクセントになった女性ウケ抜群の逸品。



「玉手箱」と名付けられた木箱には、砂浜をイメージするアートの様な作品

シェフが運んできたのは「玉手箱」と名付けられた木箱。砂浜をイメージしたという美しいディスプレイは、まさに玉手箱! 蓋を開けると香ばしく煙がモクモクと…。



砂浜の貝に見立てているのは、燻製された広島県産の牡蠣

砂浜の貝に見立てているのは、なんとスモークした広島県産の牡蠣。ひと手間かけて燻製することで、生のぷりっとした食感からしっとりした凝縮した味わいに変化し、コクのある白ワインにピッタリな前菜に。



「HATAKE〜収穫〜」と名付けられたバーニャカウダ。ケールやトマト、カリフラワー、そして珍しいスティックブロッコリーに筍など、旬の野菜が楽しめる

採れたての野菜を味わって欲しいという想いから、本物の畑のようなスタイルで提供されている「HATAKE〜収穫〜」。

野菜を育てる土の状態にこだわったピロール農法で育てた野菜は、濃厚な味と高い栄養価が特徴。まるで目の前で畑の中から収穫するように、野菜を皿に取り分けていく。

周りについている土まで食べられる、まさしくサプライズな逸品。土は何でできているか、ぜひ店で食べて確かめてほしい。



90分かけてゆっくりしっかり火入れした「岡山県美作産日本鹿のコンフィ フォルマッジと胡桃のソース」。赤身の旨味が口いっぱいに広がる。料理は全てコースの一例

想像と驚きと楽しさをテーマにしたフルコースは、砂浜を感じたり野菜を収穫したりと自らが参加しながら楽しめ、全ての料理で驚きの連続!

まさに、サプライズデートにピッタリな隠れ家イタリアンは要チェックである。



北海道から宮崎まで日本全国のワインを100種類以上揃える


何が出来上がるのかワクワク!彼女との会話が尽きない斬新な料理の数々



シェフの鮮やかな技を見ながら会話を楽しめるカウンター席が特等席だ
大人の為のエンターテインメントレストラン『Salmon&Trout(サーモン&トラウト)』

世田谷代田


下北沢駅から歩くこと10分強、アクセスが良いと言える場所ではないのだが、わざわざ訪れたい店がある。大人が楽しめるエンターテイメント満載のレストラン『Salmon&Trout(サーモン&トラウト)』だ。

通称“サモトラ”と呼び親しまれる同店は、飲食店とは思えない外観に店内はコンクリート打ちっぱなしのような壁、そして木のカウンターテーブルが新鮮だ。

「痛風」という意味を持つその店名は、痛風になりそうなほど旨い食材を使いながらも、痛風にならないよう自家農園や契約農家で作られた野菜やハーブをたくさん使用して、体に優しい料理を提供することの意味を込めている。



カラスミたっぷりの前菜は、まるでヤングコーンそのもの!

メニューは旬の食材で仕立てられるコースのみ。毎回新しく斬新な料理が皿の上でストーリーを繰り広げ、カウンターの上で次々と仕上げられている料理は、「何が出来上がるのだろう!」とワクワクしながら楽しめる。

ヤングコーンそのものかと思いきや、コーンや雲丹、蟹を混ぜてコーンの形を再現した上にたっぷりのカラスミがかかった斬新な一皿は、箸でつまみながら食べるというスタイルもまたユニークである。



カマス丸々一匹味わえる「フィッシュ&チップス」は、バリバリと豪快に食べよう!

そのままバリバリと丸ごと食べることができる「フィッシュ&チップス」は、カマスが丸々一匹どんと乗り、隣に添えてあるのは低温でじっくり上げたカリッとした歯触りが楽しいフライドポテト。鮮やかな色のプレートに、山菜が刻まれたタルタルソースもたっぷりと!



臭みがなくジューシーな「鹿カツレツ」。赤ワインにも良く合う

まるでビーツとフランボワーズのソースが血を彷彿させる「鹿のカツレツ」は、敢えて脂の少ない赤身の鹿肉を揚げることで脂を足すのだという。



砂糖のシークー、塩ドライトマト、お酢を使ったパンナコッタ、醤油のキッフェルに味噌のタルト「さしすせその小さいお菓子」は砂糖・塩・酢・醤油・味噌を使ったスイーツ。料理は全てコースの一例

全ての皿がクリエイティブであり、繊細な感覚と遊び心を感じられるエンターテイメントなレストラン。

駅からちょっと歩くくらいが、大人のデートにはちょうどいい。帰り道は敢えてタクシーを使わず夜風にあたりながら酔いさましの散歩というのも、この季節ならではである。


フレンチの後に白米と赤出汁のお味噌汁……! 大人のわがままが叶います



テーブルや個室はビジネスシーンにもオススメ。デートであればカウンターは予約必須だ!
大人のわがままを叶えてくれる隠れ家『エゴジーヌ』

六本木


西麻布のど真ん中にもサプライズを仕掛けるにはピッタリのレストランがある。「egoist(わがまま)× cuisine(台所)」をコンセプトにしたレストラン『エゴジーヌ』は、フレンチを中心に和や伊のテイストを加え、ジャンルにとらわれない料理を提供してくれる。

料理はコースのみ。厳選した旬の食材を使い、シェフのオリジナリティ溢れる料理を少量多皿全10品と満足度の高い構成だ。

十分な席幅があり、ゆったりとプライベート感が感じられる作りの店内はビジネスシーンにも最適。デートであれば2人だけの時間を独占できるカウンターをオススメする。



コースの最初に登場する前菜の盛り合わせは、鮮やかな有田焼が映える

雰囲気のあるカウンターで楽しむコース料理は、色鮮やかな有田焼で提供される。フレンチの要素が強いが、器には和の要素が加わり、見た目にも美しい料理の数々にグルメな彼女のテンションも上がる。



ワンスプーンでいただくのは、「ウニのカッペリーニ」

大きなワンスプーンに美しく盛り付けられているのは「ウニのカッペリーニ」。濃厚なウニを使った贅沢なソースはカッペリーニによく絡み、前菜としての量もちょうどいい。



メインは、フレンチらしくシンプルに肉の旨みが味わえる「鴨のロースト」

メインの後の食事には、土鍋で炊いた白飯と手作りのおかずが登場するサプライズ! フレンチのコースの最後に土鍋ご飯とお味噌汁が出てくるレストランなんて、これまでにあっただろうか?

フォアグラや、ウニなどを食べた後だからこそ赤出汁がホッとする、日本人で良かったと思える瞬間である。



メインの後の食事に、土鍋で炊いた白飯と手作りのおかずが登場するサプライズ。料理は全てコースの一例

「色々なものを少しずつ」をコンセプトに大人のわがままを叶えてくれるフレンチ懐石。斬新な料理と繊細な有田焼のコラボレーションは、グルメな彼女も満足するに違いない。


“黒いダイヤモンド”に彼女もドキッ! 意外な〆にギャップ萌え必至



意外な〆がギャップ萌え!『テール・ド・トリュフ東京』

外苑前


爛ャップ萌え〞という言葉をご存知だろうか。

「頼りなさそうに見えて実は力持ちだった」、「強面な人が雨に濡れた子猫を助けていた」といったような、要は牾宛や第一印象からは意外性のある内面を見てドキッとする〞という意味なのだが、この店にも、そんな爛ャップ萌え〞せざるを得ない逸品が存在する。



スペシャリテの卵料理「ヴォイヤード」にはサマートリュフが。コースメニューは日替わりで変更される。写真は一例

フランス・ニースに本店を構えるトリュフ専門レストランの、東京店。表立ってのスペシャリテである、会津地鶏卵を生クリームと合わせてトロトロに仕上げた「ヴォイヤード」と並んでファン多数なこのセット。



「卵かけごはん」は、ディナーコースの〆に登場。冷酒とのマリアージュも意外性アリ!

そう、まさかのTKG(卵かけごはん)!である。テーブルに運ばれてくるのは、犢いダイヤモンド〞とも称される黒トリュフを炊きこんだごはんと、だし醤油入りの生卵。

まずはごはんの芳しい香りを存分に感じたら、あとは卵をかけて無心に味わうのみ。日本ならではの愉悦にひたれること、請け合いだ。