Inc.:あらゆるコミュニケーションスキルの中で、一番難しいのが人の話を聞くことです。なぜならば、一見簡単そうでいながら、意識的に努力しないとできないことだからです。人の話を上手に聞くということは、相手が話し終わるのを待って自分の考えを話すことではありません。全神経を使って相手がこちらに伝えようとしていることを理解することです。

リーダーの立場にあるなら、人の話を聞くことはなおさら大切です。現に、従業員の仕事の満足度は「上司がどのように話を聞いてくれるか」ということと直接連動していることが諸研究によりわかっています。

さらに、自分は聞き上手だと思っているかもしれませんが、たいていの人は自分が備えている傾聴力のたった25%しか使っていないこともわかっています。

今回は、人の話を聞くときに犯しがちな4つの間違いと、それを防ぐ方法を以下にご紹介しましょう。

1. 話の腰を折る


途中で口出ししてしまうのは、「次に何を言うか予想できるぐらい相手のことをよくわかっている」と思い込んでいるからです。しかし、人の話を中断すると話し手の視点を尊重していないというメッセージを醸し出してしまいます。話し手が話し終わるまで何も言わないようにしましょう。


2. イライラしたり退屈そうにする


コミュニケーションの90%は言外のコミュニケーションです。だから、貧乏ゆすりをしたり、宙を見つめたり、何か別のことに気を取られているようなそぶりを見せてしまうと、「あなたの話を聞いていませんよ」という強いメッセージを送っていることになります。次のようなボディランゲージを駆使して熱心に聞いていることを示しましょう。

話し手に向かって体を傾ける心地よいアイコンタクトを保つうなずく


3. 自分がこれから話すことを考える


人の話を聞かずに「自分がこれから何を話すか」を考えるのはよしましょう。自分の話すことに意識を集中させると、相手の話を誤解したり話を聞き漏らしたりします。よって、次のようなことはしないようにしましょう。

話し手が言おうとしていることを推測する早合点する話し手の言葉を途中から代わりに話してしまう


4. 完全にわかったつもりになる


あなたの頭がとても良いとしても、相手の話を完全に理解しているとは限りません。「話し手の伝えたいことを自分の言葉で言い直してみる」と、お互いの理解に齟齬がなくなります。

これであなたも聞き上手になれるはずです。今すぐ実践してみてください。


Are You a Lousy Listener? Stop Making These 5 Mistakes. | Inc.

Alison Davis(訳:春野ユリ)
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