【前日会見】リオ五輪の日本選手団からのエールを力に…ハリルホジッチ監督「かなり美しいプレゼント」《ロシアW杯アジア最終予選》

写真拡大

▽日本代表は31日、9月1日(木)に行われるロシア・ワールドカップ(W杯)・アジア最終予選のUAE代表戦に向け、試合会場となる埼玉スタジアム2002にて、前日公式記者会見を行った。

▽会見に出席したヴァイッド・ハリルホジッチ監督は、リオ・デジャネイロ オリンピックに臨んだ日本代表選手団からメッセージ入りの国旗をプレゼントさせたことを明かし、最終予選の初戦となるUAE戦“必勝”を誓った。

◆ヴァイッド・ハリルホジッチ監督(日本代表)

「(UAEは)良いチームだと思う。日本との過去の対戦成績は五分。最終予選ということで、我々にとっては勝利しなければならない大事な試合だ。色々な困難があるが、それに向けてトレーニングをしてきた。明日の重要な試合をしっかりと戦えることを期待している」

──昨日合流したFW原口元気(ヘルタ・ベルリン)、MF清武弘嗣(セビージャ)の出場はあるか。相手は入念な準備をしてきているようだが

「彼ら(UAE代表)は2カ月かけて準備し、我々は2日間しかない。だからといって、我々に野心がないというわけではない。2人について、今のところ良い準備ができている。そして、よく寝られている。明日(の出場)は少し難しいかもしれないが、彼らと話しをしたいと思う」

──選手のコンディションにバラつきがあるようだが

「それぞれに色々な事情を抱えている。もちろん、そこには長所も短所もある。我々が抱える沢山の選手は、ヨーロッパでプレーしていて、シーズンが始まったばかり。しかし、全員が先発で出られているわけではない。本当にこの招集リストを作るのに苦労した」

「それから国内組に関して、この時期はかなり暑く、疲労も溜まっている。どういった選手を使うのか、本当にチョイスが難しい。そして、何人かは少し痛みを訴えている選手もいる。そういった困難もあるが、明日の埼玉スタジアムは超満員だと聞いている。選手にはできるだけ準備をしてくれと伝えている」

「このチームには十分な経験とクオリティがある。簡単な試合ではないことはわかっているが、我々がしっかりとコントロールできると思っている」

──日本はUAEと比べてより短期間での調整となったが

「我々は、この戦いに関してかなりの時間をかけてきた。沢山の試合を映像で分析し、UAEの戦い方、長所、短所も把握している。ただ、グラウンド上で準備する時間が少ない中、タクティックの話を選手にしなければならない。昨日は、1時間45分もかけて、タクティックのトレーニングをした」

「本来ならば、グラウンド上のトレーニングに1週間はかけなければならない。昨日はあまり時間がない中、9個のトレーニングをした。そして、グラウンド以外では、選手たちが映像を通じて、沢山のミーティングをしている。グラウンドでの準備期間が沢山あれば嬉しいし、何人の選手はもう1、2日ほど時間が欲しいところだが、我々のメディカルスタッフが頑張ってくれている」

「私自身も欧州と日本を行き来しているので、回復具合についても理解している。ときに、回復が困難なときもある。ただ、選手たちの戦う意識、モチベーションの部分に関して、すごく信頼している。我々のサポーターは、助けてくれると思っている。それから、我々のオリンピック代表が国旗にサインでメッセージをくれた」

「これは、かなり美しいプレゼントだ。選手たちのモチベーションは本当にかなり上がっている。もちろん、この試合は我々にとって難しいものになるだろうが、UAEにとっても簡単ではないだろう」

──明日の試合で攻守のポイントはあるか

「1、2時間ほどタクティックについて話すことはできる。個人についても、組織についても、守備についても、攻撃についてもだ。そのためには、沢山の時間が必要。ミーティングでは、かなり細かい部分を突き詰めている。この試合は、かなり小さなディテールが差を分けるだろう」

──過去、初戦を落としたチームはW杯行きを逃しているデータがあるが

「それに関しては全て承知している。シンガポール戦でも経験した。フットボールでは何でも起こり得る。予測できないことが起こり得るのも、フットボールが面白いスポーツだと思える部分。とにかく、この試合は我々にとって大事な一歩となる。2試合勝ちにいかなければならない。チームが勝つために、あらゆることにトライする」