工場見学も人気♪「世界に伝えたい日本のクラフトビール」で優勝したブルワリー「いわて蔵ビール」へ

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100年以上の歴史がある造り酒屋が立ち上げたクラフトビールブランド「いわて蔵ビール」。山椒やカキなど岩手素材を使ったビールが、ビール愛好家たちの間で話題です。その魅力を探るべく、岩手県一関市にある蔵造りのブルワリーを訪ねました。

歴史ある酒蔵が立ち上げたクラフトビール

仙台から一関まで新幹線で約30分。一関駅から15分ほど歩いた、磐井川沿いの自然あふれる環境のなかに大正時代創業の「世嬉の一酒造」はあります。その歴史ある造り酒屋の一角にある石蔵で、「いわて蔵ビール」は造られています。

奥羽山脈の清冽な地下水と厳選された麦芽やホップ、そして岩手産の食材やスパイスも取り入れ、ビール職人がていねい醸造するいわて蔵ビールは国内外で評価されています。最近では日本外国特派員協会主催の「世界に伝えたい日本のクラフトビール2016」で「ジャパニーズスパイスエール山椒」がグランプリを受賞。海外からのオーダーも多いそうです。

岩手素材で造るオリジナルビール

山椒にカキ、かぼちゃ……。こちらのブルワリーでは定番のほかに、一見ビールとは結びつかない素材を使ったオリジナルビールも醸造しています。

「ジャパニーズスパイスエール山椒」は、ホップとともに一関産の山椒の実を使ったピリッとスパイシーなビール。グレープフルーツのような柑橘系のフレーバーのあとに、山椒の和の風味がほどよく香り上品な味わいに仕上げられています。

「オイスタースタウト」は、三陸広田湾産の牡蠣の殻と身を使って醸造した黒ビール。イギリスに古くからあったという牡蠣ビールをオリジナルレシピで復活させました。まろやかなコクとほのかに香る潮の香りが魅力で、2008年には、ワールドビア・カップで銀賞を受賞しています。

クラフトビール工場見学ツアーへ

いわて蔵ビールでは、「クラフトビールの楽しさを伝えたい」と「クラフトビール工場見学ツアー」を開催しています。

ガラス越しにビール醸造の様子を見学しながら、「原料の麦芽、ホップ、水がどのようにビールになるのか?」など素朴な疑問から、クラフトビールの種類や楽しみ方まで、ビールコンシェルジュが軽快なトークで解説。ビールの奥深さを知ることができます。

ツアーの最後にはいわて蔵ビールの定番4種のティステングも。色や香り、味わいなど、それぞれに際立つ個性に驚かされます。

直営レストランで乾杯♪

工場見学ツアーのあとは、敷地内にある「蔵元レストランせきのいち」でゆっくりビールと食事を楽しむのもおすすめです。アイスバインやドイツでマイスター資格を取得した職人がつくる「一関ミート」のソーセージのほか、一関の郷土料理「もち膳」などが味わえます。

ビールがいっそうおいしい季節、岩手に根ざした蔵造りのブルワリーを訪ねて、クラフトビールの魅力をたっぷり楽しんでみませんか?

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