子どもが「自分の感情を言葉にできなくなる」親のNGフレーズ4つ

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子育ては毎日が戦いのようなもの。なにげない親の一言が子どもの心にグサリと突き刺さってしまうことだってあります。

人間ですから感情のままに子どもを叱ってしまうこともありますが、それが理由で”自分の言いたいことを言えない子”に成長してしまうのは悲しいですよね。

そこで、心理カウンセラーの大間秀章さんに、子どもが自分の言いたいことを言えなくなってしまう“親のNG発言”について聞いてみました。

 

■NG1:「ママ(お母さん)を怒らせないで!」

「イライラしてしまうと、つい出てしまう言葉ですよね。ここで肝心なのは、怒っているのは “誰か” ということです。つまり子どもの言動に対して、怒っているのは私(母親)であり、感情の焦点が自分自身に向いている発言ということです。

これは子どもの感情、気持ちや考えを置き去りにしている証拠です」

このような発言をすると、子どもは自分の気持ちや考えを押さえつけて、母親の気持ちに応えようとし、言いたいことも言えなくなってしまうのだそうです。

 

■NG2:「なんでできないの!」

「つい子どもに対して言ってしまいがちな、“なぜ?”や“なんで?”といった疑問系の発言。論理的に考える大人の思考でいえばそうなのですが、その言動の原因を子どもに聞いてみても明確な答えが返ってこない場合が多いです。

できないそもそもの理由を子どもに問いかけても、説明能力の乏しい子どもは困惑してしまいます」

”まだ出来なくてもいいけど、ちゃんと出来るようになるためのしつけをしたい”のであれば、親として子どもに寄り添って、それが出来るようにはどうすればいいのかを一緒に考えてあげることが必要なようです。

 

■NG3:「どっちなの? はっきりしなさい!」

「このような発言は心理学でいうところの、“閉ざされた質問” といいます。簡単にいうと、YES or NOで答えを求める様な発言です。

まだ論理的に説明ができない子どもは、この類のことを親から言われると困惑をしてしまい、思っていることを言えなくなってしまいます。

特に男の子の場合、同い年の女の子に比べて言語能力が低いので、黙り込んでしまうといった様に、その傾向が強く現れます」

こういうふうに聞いても黙ってしまい、中にはうまく説明ができず急に「ワー!」っとかんしゃくを起こしてしまう子がいます。これは“閉ざされた質問”で困ってしまった結果なのだとか……。

 

■NG4:「これぐらいできて当たり前なんだから!」

「これは、“これぐらいのことはできるようになってほしい”という、親が子どもへ期待する気持ちから出てしまう発言です。いわば親側の主観から出た、“こうすべき思考” です。

子どもにすると、“ママ(お母さん)の気持ちに応えたい、けど出来ない……”という気持ちにつながります」

このように自分を責めてしまう気持から、子どもは言いたいことを言えなくなってしまいます。

 

いかがでしたか?

大間さんによれば、親が子どもの成長に対して抱く期待感を心理学では“発達期待”というそうです。

子ども自身も”自分のどんな行動や考え方が親から叱られ、褒められるのか”、また、”どんな時に嬉しそうに、どんな時に嫌な顔をされるのか”といった親の反応を観察をしているのだとか。

イライラしてしまうとつい感情的なことを言ってしまいがちですが、自分(親)の言動が子どもの性格形成に大きな影響を与えているという意識を持って接することが大切ですね。

(ライター 大山奏)

 

【取材協力】

※ 大間秀章・・・心理カウンセラー&コラムニスト。企業や大学を対象に専任心理カウンセラーとして活動する傍ら、執筆活動も行う。専門分野は人間関係、恋愛、キャリア、メンタルヘルス、人生論など。Twitter はこちら。

 

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