“鬼”の異名を持つキム・キョンテだが、今大会で異名にふさわしい戦いを見せられるか(撮影:赤澤亮丈)

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<フジサンケイクラシック 事前情報◇31日◇富士桜カントリー倶楽部(7,471ヤード・パー71)>
 昨年大会覇者のキム・キョンテ(韓国)は約3か月振りの日本ツアー復帰となる。6月の「全米オープン」から長期の海外ツアー遠征。PGAツアーのシード権を争うフェデックスカップポイントを積み上げて、PGAツアーでシード権外となった125位以下の選手との入れ替え戦出場権を得たのもつかの間、今大会終了後には来季の米ツアー進出をかけて再び海を渡る。
昨年はキム・キョンテが覇者となった
 
 7月末の「全米プロゴルフ選手権」までの5試合では「WGC-ブリヂストン招待」での21位タイなど一定の成果は残したが、3度の予選落ちと苦しい戦いを強いられた。「パッティングがずっとダメ。狙ったところにいかないし、パットがダメなときはバックスイングが上がらない」と特にグリーン上での悩みが深い。この日のプロアマラウンドでも光は見つけられず、「いつもは試合の途中で良くなることが多いから」と今は実戦でのひらめきに期待するしかない。
 そんな状況だから、大会連覇へ向けても「今は考えていないです。2日目終わった時にチャンスがあれば」と当然歯切れは悪かった。それでも、「久しぶりの日本は楽しみ。自分のツアーに戻ってきた気分」とホームに帰ってきたという思いが気持ちを上向きにさせる。米ツアー遠征中も日本ツアーの状況は逐一チェック。谷原秀人に賞金ランク1位の座を明け渡したことも「こんなに試合に出ていないのに賞金王とかなれないですよ(笑)」と気にするそぶりもない。
 日本ツアーではすでに今季3勝。もちろん連覇を飾ることができればいうことはないが、今は「いつまた米ツアーに行けるチャンスがあるかわからないから」と海の向こうに視線はある。「今週でパッティングの自信を上げたいのが一番」。まずは万全の状態を取り戻すことに精力を注ぐ。

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