イタリア地震で活躍する災害救助犬たち / がれきの中から子供や動物を救出

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2016年8月24日にイタリア中部で起こった大地震。これまでに約300人が死亡し、怪我を負ったり家を失くした人も多いと伝えられている。

今なお行方不明者の捜索が続けられる被災地では、災害救助犬が活躍を見せているという。がれきの中に取り残された人間や他の動物たちを、救出しているのだ。

・2階建ての家の下敷きになった少女

特に地震の被害がひどかったとされるペスカーラ・デル・トロント村では、災害救助犬のレオが、がれきの下に16時間閉じ込められていた8歳の少女を発見した。

家が倒壊したとの通報を受けた地元警察は、レオと共に現場に向かった。崩れた2階建ての家の下に少女が残されたままになっていたが、がれきの中から人間を発見するのは簡単なことではない。しかしレオは現場に到着するやいなや少女の場所を突き止めたそう。警察官たちに合図をおくり、少女が埋まっている場所を教えたのだった。

その場を掘り返し始め、9時間後に少女は無事に救出された。地元警察は、そんなレオを Twitter で紹介し功績を讃えている。

・多くの災害救助犬の活躍が目撃されている

甚大な被害の出たアマトリーチェでもジャーマン・シェパードのサロッティが、がれきの下に埋まった10歳の少女を見つけ出し、命を救ったと報じられている。

地震の被災地を訪れている各国レポーターらも、災害救助犬の活躍を目の当たりにし、その様子を SNS 上で伝えている。CBC のマーガレット・エヴァンスさんは写真と共に「多くの犬が救助にあたっている」とツイートしているのだった。

・5日ぶりに救出された猫

また犬たちが救っているのは、人間だけではない。アマトリーチェでは地震発生から5日後に、ジョイゴという名の猫が救出された。これも1匹の災害救助犬のお手柄なんだそうだ。

このようなイタリアの被災地を支援するために、8月30日、日本赤十字社は救援金の受け付けを開始した。受け付け期間は11月末までということなので、気になる人はチェックしてみてほしい。

参照元:Mashable、The News Daily、The local.it(英語)、Twitter @mevansCBC、NHK
参考リンク:日本赤十字社
執筆:小千谷サチ

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