その一部2階建ての特徴的なシルエットと、大きな輸送力で海外旅行のハードルを下げたボーイングの傑作ジェット旅客機「ボーイング747」。そのボーイング747の父とも呼ばれるJoe Sutter氏が95歳でその人生に幕を下ろしました。
 
ジャンボジェットの愛称でも親しまれるボーイング747は、1960年代の半ばにSutter氏が率いるチームによって開発されました。またSutter氏はボーイング707、ボーイング737にも関わるなど、伝説的なエンジニアだったのです。
 
ボーイング747は1970年代に運行を開始し、エアバスの超大型旅客機「A380」が2007に就航するまでは世界最大の乗客数を誇っていました。一時はコンコルドのような超音速旅客機にその道をゆずるか…と思われたのですが、最終的にボーイング747は1,500機以上が製造されたのです。ただし2016年にはその生産の終了が検討されるなど、徐々にその役割を小さくしようとしています。
 
ボーイングはSutter氏について、「航空業界における偉大な貢献者の一人だった」と追悼の言葉を寄せています。すでに日本の航空会社では旅客用として運行されなくなったボーイング747ですが、日本政府専用機として、そして世界中でもまだまだたくさんの機体が空を舞っています。
 
もし次にボーイング747に登場する機会があったら、少しだけこの航空業界の偉人を思い出してみるのもいいかもしれませんね。
 
Image Credit: washington.edu
■Joe Sutter, Father of Boeing’s 747 Jumbo Jet, Dies at 95
http://www.bloomberg.com/news/articles/2016-08-30/joe-sutter-engineer-who-led-boeing-s-747-jumbo-jet-dies-at-95?utm_source=rss&utm_medium=rss