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都内にはかわいらしいペンギンの形をしたパンを出す店や、本物の生きたペンギンに会えるバーがある。今回は、一日丸ごと使って愛らしいペンギンを堪能してきた。まずご紹介したいのは、白黒のシルエットにかわいらしい目をした「パングワン」(税込220円)と呼ばれるペンギン型のパンだ。どんなパンなのか早速見てもらおう。

くりっとした目に、白黒の丸みをおびたボディ。かわいらしさを通り越して、「もう何なの?」という疑問まで沸いてきてしまう。中には、コクのあるカスタードクリームが入っていた。他にも、いちご味の生地にチョコクリームが入った「いちごチョコパングワン(週末限定)」(税込220円)、「ブルーベリーパングワン」(税込280円)、ヨーグルトクリーム入りの「ブルーパングワン」(税込250円)、「サマーパングワン」(税込320円)がある。

では、実際にこのパンはどこに売っているのだろうか。販売しているのは、東急電鉄田園都市線「三軒茶屋」駅の南口から徒歩4分、玉川通りより少し中に入ったところにある「ぱんやのパングワン」(東京都世田谷区)だ。テラス席があるオシャレな外観。この日はあいにくの雨だったが、きっと晴れてる日には犬を連れた三軒茶屋マダムが多いんだろうなと思う。

中に入ると、早速たくさんのペンギンが目に飛び込んできた。色とりどりのペンギンがぎゅっと詰まっているこの光景は、とってもかわいい。夕方にはなくなってしまうこともあるそうなので、朝早くに行って見てみてほしい。一つ一つの顔が微妙に違っており、そこもまたいとおしい。

またレジの奥に調理場があり、そこのガラスにペンギンのパンである「パングワン」が並んでいる。一列でまっすぐ並んでいるのもこれまた愛くるしいなあ。

よく見ればペンギンだらけの店内。壁や柱にペンギンの置物や書籍が置かれており、壁にはペンギンのイラストも描かれている。その理由を店長の太田雅巳氏に聞いてみた。同氏によると、同店は明治38年(1905)に創業。当時は「精養堂」という店名のパン屋で、108年営業し、平成25年(2013)の12月にリニューアルしている。リニューアルと同時に店長になった太田氏が、店名を今の「パン屋のパングワン」に変更し、自身が大好きなペンギンをモチーフにした店舗にしたとのことだ。「パングワン」はこのリニューアルの時期に、太田氏とスタッフで考案したものだそう。ちなみに「パングワン」とは、フランス語でペンギンという意味もあるだそうだ。

同店の営業時間は7時30分〜19時で、月曜日と第2第4火曜日は定休日となっている。今回紹介したブルーベリーパングワン、ブルーパングワン、サマーパングワンは8月限定商品で、9月からは「紫いもパングワン」(税込220円)と「マロンパングワン」(税込240円)の販売を予定しているので、ぜひ一度訪れてみてほしい。

○実際にペンギンに会えるバー

「ぱんやのパングワン」に行ったことで、ペンギン欲を刺激された筆者。パンだけではなく、実際にペンギンに会いたい! ……というわけで、本物のペンギンに会える東京都・池袋の「ペンギンのいるBAR」(東京都豊島区)にも行ってみた。

その名の通り、バーの中にペンギンの水槽が置かれている同店。中に入って、1番奥に目を向けると、ガラス張りで水がはっている。あの中にペンギンがいるのか。店内は落ち着いた雰囲気で、カップルや若い女性が多いかと思いきやそうでもない。年配の方や1人で来店する人もいる。みんなペンギンを眺めながら、お酒や料理を楽しんでいた。

同店のペンギンは、南アフリカなどに生息するケープペンギンが4羽。体長およそ60cmのペンギンがよちよちと歩き、水の中を泳ぎ回る姿を見ていると、ここだけ別世界のようだ。

4匹のペンギンはプールの中を行ったりきたり。中を走り回ったと思ったら、じーっとこちらを眺めていることもあった。その一つ一つのしぐさに、来店した人は「かわいい!」と声を上げる。思わず筆者もぼそっと「かわいいよふひひ」という声を漏らしてしまった。

「ペンギンのいるBAR」は、18時〜28時まで営業している。満席になることも多いので、店に行く際は電話か公式サイトで予約したほうがよさそうだ。チャージ料は、税別800円。

ペンギン型のパンを食べ、その足で生のペンギンを堪能した1日だった。たまにはこんな休日を過ごしてみるのもよいものだった。

(福田啄也)