「スタバよりドトール派!」な人たちの、めんどくさい主張

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 2016年8月2日に日本上陸20周年を迎えたスターバックスコーヒー。その日、第一号店の松屋銀座店には行列ができ、テレビ各局でその様子が伝えられました。

◆顧客満足度で、スタバ4位、ドトール1位に

 ところが、こんな冷ややかな反応をする人も…。

「テレビを見てたら、地方から来て行列してる人とか、『スタバのカップを持ち歩くのがおしゃれ』とか言ってる人がいて、びっくり。普通のチェーン店を、いまだに有り難がってるんだ…って」(38歳・会社員・女性)

 実際、絶大だったスタバの人気に、陰りが見えてきたようなのです。サービス産業生産性協議会の調査(※)によると、「カフェ部門」の顧客満足度で、スタバは2014年度にトップだったのが、2015年度は3位、2016年度は4位と下がり気味。

 代わって2015・2016年度のトップになったのは、あの「ドトール」なんです。一体なぜ?

 そこで、スタバ派の筆者が、あえて「スタバより断然ドトール!」という人たちの意見を聞いてみました。

◆ドトールのほうが安い、食べ物が美味しい

 まず上がったのは、「ドトールのほうが安い」という声。たとえば、スタバのドリップコーヒーは280円+税(ショート)、ドトールのブレンドコーヒーは220円(税込、Sサイズ)で、全体にドトールのほうが安めです。

 また、ドトールのほうが食べ物が美味しい、という声もよく聞きます。

「ドトールのミラノサンドシリーズは、その場で作るし美味しいし、ちゃんとランチになる。スタバは菓子パンみたいな甘いのとか、作り置きのサンドイッチしかないのがつらいです」(32歳・女性)

 でも、その分、スタバにはフラペチーノなど、飲み物が充実しているじゃないですか?

「フラペチーノ系は、ろくに栄養ないわりに、カロリーがむっちゃ高いんですもん。同じカロリー摂るなら、ドトールのミラノサンドを食べたほうが美容と健康にいい」(同)

 たとえばスタバの「コーヒー ジェリー&クリーミー バニラ フラペチーノ」は367kcal(ミルクタイプ)で590円+税。

 ドトールの「ミラノサンドC コーンドビーフとザワークラウト」は346kcalで410円(税込)。

 このコスパの良さが、「ドトール首位」の最大の理由でしょう。

◆スタバは意識高い系、ドトールは意識低い系?

「スタバって、バイトの若者もお客も、意識高い系みたいなのが多くて疲れるんですよ。電源がある店が多いから、ノートパソコンで仕事してたりするし。

 一方ドトールは、会社リストラされたっぽいおじさんが働いてたり、サラリーマンがタバコ吸ってたり、意識低い系でまったりしてるからいい」(28歳・男性)

 それ、ドトールが逆に怒りそう…。

◆スタバの“コーヒーを穴から飲む”発想が嫌

「スタバは、何も言わないとプラスチックみたいなカップで出てくるでしょ。300〜400円も出して、なにが悲しくてフタの穴からコーヒーをチューチュー吸わなきゃいけないのか、と。

 ドトールは何も言わなくても陶器で出てきます。カップは安っぽいですけど」(34歳・女性)

 スタバだって、カウンターで頼めば、陶器やガラスのカップに入れてくれますって!

「言うのが面倒だし、店内の客もだいたいプラスチックで飲んでますよね。コーヒーを穴から飲む、っていう発想が嫌なんですよ」(同)

◆スタバのカッコよさがダサい

「スタバはカッコつけてるのがダサい。ドトールは普通にダサいからOK」と、めんどくさい主張をする男性(37歳)もいました。

 彼は、かつて友人の「プライドが高いイタリア人」からこう言われたそうです。

「『ショート』は英語なのに、なんで『グランデ』はイタリア語なの? フラペチーノって何? そんなイタリア語ないよ、ププッ。アメリカの会社がイタリアを気取ってるのがダセーよね。コーヒーはイタリアのエスプレッソが世界一さ!」

 確かに、フラペチーノはイタリア語に似せたスタバの造語だし、スタバをカフェチェーンにしたハワード・シュワルツ氏(現・会長)はシアトルのドイツ系移民。はいはい、イタリアとは関係ありません。

 でも、それ言ったら、ドトールの「ミラノサンド」だってイタリアと無関係じゃないですか。

 スタバ派からすると色々反論はありますが…20周年の今年、巻き返しに期待したいと思います!

※サービス産業生産性協議会調べ。2016年版「カフェ部門」は6月22日発表。18万人に一次調査したうち、利用者に二次調査(インターネット調査)

<TEXT/女子SPA!編集部>