日本捕鯨協会によれば、国際捕鯨委員会(IWC)加盟国88カ国のうち、39カ国は鯨類の持続可能な利用を支持する国であり、日本やノルウェー、アイスランドは捕鯨国だ。近年、捕鯨の是非をめぐって世界的な論争が起きていることは周知のとおりで、日本も捕鯨を非難されることがある。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本捕鯨協会によれば、国際捕鯨委員会(IWC)加盟国88カ国のうち、39カ国は鯨類の持続可能な利用を支持する国であり、日本やノルウェー、アイスランドは捕鯨国だ。近年、捕鯨の是非をめぐって世界的な論争が起きていることは周知のとおりで、日本も捕鯨を非難されることがある。

 一方、中国は捕鯨では批判される立場ではないが、「犬食文化」では批判されることがあり、中国メディアの天天快報はこのほど、「中国人が犬を食べることと、日本人がクジラを食べることは、どちらもその国の文化である」と主張する記事を掲載した。

 現代の日本をはじめ、世界各国で犬は愛玩動物として扱われ、食用とする国はごく一部だ。中国はその一部の国であり、「犬食」は古くからその土地の食文化の1つとして扱われてきた。記事は「人間は動植物から栄養を摂取して、自らの命を維持している」ことを指摘したうえで、豚や牛、鶏の肉から栄養を摂取する口で、犬だけを食べるなと言うわけにはいかないと指摘した。

 さらに、中国の一部の地域で犬を食べることは「脈々と受け継がれてきた文化」の1つであり、日本人がクジラを食べることと同じであると指摘。そのため、日本人の捕鯨を批判することはできないとし、豚や牛、鶏を屠殺して肉を食べることは批判されないのに、なぜ犬やクジラを食べることは批判されるのかと疑問視した。

 また記事は、食物連鎖の頂点に位置している人間は、ほかの動植物の上で命を維持していることを意味するとの見方を示し、「食物連鎖の観点から見ても、犬を食べることもクジラを食べることも本質的な違いはない」と主張している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)