そろそろビールでワイワイしたい夏も佳境に入ってきた。気になる女性をデートに誘うには、ワインも料理もしっかり楽しめ、それでいてリーズナブルなビストロはもってこい。場所はアクセスもよく、女子ウケもいい恵比寿に決まり!

ビストロと聞くとカジュアルなイメージがあるかもしれないが、そんなイメージを覆す、味も雰囲気も大満足できる大人のビストロが、ここ恵比寿にはあるのだ!




空間をゆったりと使った店内は、カウンターとテーブルで16席
ワインが飲めない客はお断り!大人のワインビストロ『BISTROT A VIN MONBOUSQUET』

ワインが好きな彼女とのデートなら、是非おススメしたい『BISTROT A VIN MONBOUSQUET』。なんとこの店、ワインを飲む客しか入ることができないブルゴーニュワイン専門店。

恵比寿駅から徒歩4分という場所にも関わらず、こんなにひっそりと静かな場所があったなんてご存じだっただろうか? 好アクセスながら隠れ家、デートにぴったりのロケーションだ。

ブルゴーニュワインをこよなく愛する夫婦がオープンした小さなワインビストロ。店名はオーナーの愛犬の「もんぶすけ」から付けられたという。



ランスワインはブルゴーニュを中心に100種以上をグラス、ボトルで楽しめる

店内にはウォークインワインセラーを完備し、取りそろえるフランスワインはブルゴーニュを中心に100種以上。さらに食後酒も充実の35種類と、最後の最後まで気持ち良く酔える準備が整っている。



前菜6種類盛り合わせ。田舎風肉のテリーヌ、鶏白レバーのパテ、自家製サーモンマリネの片面炙り焼き、ズワイガニとグリュエールチーズのキッシュ。写真はコース料理の一例

旬の食材を使った気取らないビストロ料理は、アラカルトはもちろん、コースは4,500円という破格で提供している。

例えば前菜は、彩り鮮やかな6種類の盛り合わせ。濃厚クリーミーな鶏白レバーのパテに、自家製サーモンマリネの片面炙り焼き、ズワイガニとグリュエールチーズのキッシュに田舎風肉のテリーヌにはピスタチオのアクセント。全てがワインに合わせて考えられている。



甘くじっくり炒めた玉葱の上にチーズを乗せた「オニオングラタンスープ」

メインはその日によって肉や魚が数種類用意されている。とある日の肉料理は「オーストラリア産骨付仔羊のロースト」しっかり火を入れた仔羊は、タイムの風味と黒コショウがスパイシーな刺激を加える。



「オーストラリア産骨付仔羊のロースト タイム風味」

大人のデートにはしっとり落ち着いた雰囲気が重要。ここは5名以上での来店はNG、さらに香りの強い香水や整髪料の使用もNGという厳しい条件があり、限られた大人のみが楽しめるビストロだ。

多くの言葉は要らない。今夜はブルゴーニュワインに思う存分、酔いしれてみてはいかがだろうか。


あのサバのマリネが食べたい!と狙って足を運びたいビストロは?



「真鯖のマリネ」は多くのメディアにも取り上げられる人気メニュー
本場パリの雰囲気を体感できる恵比寿屈指の人気ビストロ『BISTROT de Paris アベス』

恵比寿


まるでパリの老舗ビストロが現れたかのように、フランスらしさにこだわったフレンチビストロ『BISTROT de Paris アベス』。

テーマは“Bistro de Paris”パリからそのまま飛び出してきたかのような本場の雰囲気を体感できる、恵比寿のビストロの中でも人気店の一つである。

ここで楽しみたいのは、本場さながらのボリューム満点の料理と、チーズソムリエが厳選するフランス産チーズ。気取らないデートにも、料理は本格派が必要だ。



その日によってチーズが変わる「本日のチーズのサラダ」。とある日はブルーチーズの風味とナッツの食感が斬新なサラダ

店の看板メニューは、毎日仕入れる新鮮な真鯖をフレンチの技法で締めたフランス風〆鯖「真鯖のマリネ」。まるでアートのように盛り付けられた鯖は、見事にフレンチらしい逸品と変化する。

鯖の身の部分によって食感が変化し、酸味の中にほのかに甘みを感じるソースとたっぷり絡めて楽しんで欲しい。



「フォアグラのソテーと牡蠣のピラフ」

フランス直輸入の食材と日本の食材を料理に合わせて使い分けるシェフの技も見逃せない。

「フォアグラのソテーと牡蠣のピラフ」は、口に入れる瞬間の牡蠣の風味がたまらない逸品。鍋からはみ出すほどにフォアグラを使う大胆さも、本場さながらである!



チーズプロフェッショナルが厳選したチーズをワゴンで運んできてくれるサービス

デザートの前にはチーズを楽しむのがお約束。ここでは、チーズプロフェッショナルが拘ったフランス産チーズを、ワゴンで提供してくれる。好みを相談しながら選ぶ時間は、彼女との会話もさらに弾む。

ソムリエが各所のワイナリーから厳選しているというワインは、すべてフランス産でその数50種類。料理やチーズに合わせて、その日の気分に合わせて酔いしれたい。


キャンドルのほのかな灯りが照らす、しっぽりアットホームなビストロ



「仔羊のロースト」。料理はすべて、日により異なる
10席のみのカウンターが2人の距離を近づける『ビストロ エビス』

恵比寿


恵比寿にあるビストロだから、『ビストロ エビス』。拍子抜けするほどシンプルな名が清々しい。

小さな店内に10席のみのカウンターは、間接照明とローソクのほのかな灯りが照らし、しっぽりとアットホームなデートにはもってこいのビストロだ。



左.明治通りに面して小窓が覗く 右.奥行きあるカウンターの端にストウブの鍋が並ぶ

ビストロというと席が狭い印象があるが、ここではかなりゆったり席に広さをとっている。

「ビストロを名乗りながら、ビストロであろうとはしていない」というオーナーの想いは、ビストロ離れした上質な料理や日本語でぶっきらぼうに黒板に書かれたメニュー、ほとんど装飾の無いさっぱりとした店内など所々に現れている。



シェフの平尾光司氏とサービス担当の原有紀さん。 ふたりでテキパキ切り盛りする姿も、実に清々しい

シェフの技と確かな食材だからこそ、敢えてシンプルに調理することで旨みを最大限に引き出す。いざ料理を目の前にすると、固定概念のない高いクオリティに驚く。

女性と一緒なら、ワインで乾杯しつつ有機野菜たっぷりのサラダからスタートしよう。その後の流れは、腕の見せ所。



左.メニューは黒板で掲示。料理名はいたってシンプルだが、温もりある味を求め、また店を訪れてしまう 右.いわしのマリネ

魚介や野菜を使った前菜をはじめ、メインは仔羊や鴨などフレンチらしい逸品から日本の食材を使ったリゾットまで、フレンチにとらわれないメニューラインナップになっている。

ビストロという既存のジャンルではなく、訪れる度に新しい発見がある同店には、不思議と2人の距離を近づけてくれる魔法の力がある。



すっきりシンプルにまとめられた内装で、清々しく感じられる店内の様子
カジュアルな雰囲気と極上の料理でビストロの概念を変える『クニオミ ル ネオ ビストロ』

恵比寿


鮮やかな青い庇と低い壁の奥にテラスを設えた外観はカフェのような気軽さがありながらも、テクニックはガストロ級の『クニオミ ル ネオ ビストロ』。

敢えてカジュアルな内装にすることで、入りづらいと思われがちなフレンチレストランの概念を変えた。温かな光の中、大人のビストロデートが叶う名店だ。



左.「エスカルゴ(プチグリ種)と仏産キノコのパセリバター」 右.「仏産ウズラのロースト 五香粉の香りで」。仕入れ状況などによりメニューは異なる。写真は一例

料理は一見シンプルでビストロ的だが、実はガストロノミックな技が使われている。

たとえば仏産ウズラのローストは、パサパサにならないようにクールブイヨンで火を入れてから豚肉のポトフを詰めてロースト。皮はバターの香りをつけてしっかり焼いているが、中はプリッと柔らかく、甘くスパイシーな五香粉の香り がほのかに香る。寄り添うジュ(汁)のソースのやさしさがいい。



熊本県産 赤毛和牛のステーキ。ドライエイジングすることで肉の旨みと柔らかさを引き出すのがこだわり。仕入れ状況などによりメニューは異なる。写真は一例

黒板のメニューには、よく見ると骨付きエゾ豚やコションドレ(乳飲み仔豚)など、高級店が使う食材もちらほら。前菜のタマネギの中に詰めたエスカルゴも小粒なプチグリ種、最高級品だ。

主素材の存在感を重視したシンプルな料理は、何を食べたか記憶に鮮明に残る。ふたりで訪れれば「またアレが食べたいね」と、共通の思い出ができるはずだ。