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映像を投稿するユーザーやクリエイターの収益を上げられないか以前から模索してきたTwitterが、いろいろな手段で収入を増やせるように、クリエイター収益プログラムを拡張しました。

Twitter monetization, now at your fingertips | Twitter Blogs

https://blog.twitter.com/2016/twitter-monetization-now-at-your-fingertips



Twitter is finally paying its best users to create videos - Recode

http://www.recode.net/2016/8/30/12700934/twitter-revenue-split-video-creators-youtube

1つは「The Amplify Publisher Program」というプログラムで、クリエイターは「チェックボックスに印を付ける」ぐらいの手軽さで、映像のマネタイズを行えます。その方法はプレロール広告、つまり映像が流れる前に広告が挿入されるというもので、プログラム参加者は「1ツイートごとにマネタイズする(広告を挿入する)か否か決める」「すべてのツイートをまとめてマネタイズするか否か決める」という、2つのスタイルを選択できます。映像については「独占的」である必要はなく、同じ映像をTwitterとその他のプラットフォームに投稿して収益を確保することが可能です。

もう1つはブランドの名のもとにコンテンツ制作を行いTwitterに投稿するプログラムで、今のところ、3万5000人のクリエイターが活動しています。もともとはベンチャー企業のNicheが「ネイティブ広告を人気投稿者にSNSへ投稿してもらう」という形で行っていたもので、Twitterは2015年2月にNicheを買収していました。このプログラムに参加すると、世界中からクリエイターが集う独占イベントに参加できたり、メジャーなSNSを横断したアクセス解析が利用できるとのこと。

投稿した映像の管理についても、デスクトップ環境とモバイル環境をまたいでシームレスに行えるようが改良されています。たとえばデスクトップ版の場合、従来の「video.twitter.com」が「Media Studio」に置き換えられ、メディアライブラリーやスケジューリング機能、パーミッション管理などが追加されています。



なお、Twitter Blogsでは明らかにされていませんが、Recodeによれば、収益分配はクリエイターの取り分が70%だとのこと。YouTubeでのクリエイターの取り分は55%なので、もし同じ額の収益を上げたとき、クリエイターの懐に入る額はTwitterの方が多くなります。すでに、「The Amplify Publisher Program」のパートナーであるNFLには、この割合が提示されているとのこと。

8月30日時点で、このプログラムはアメリカのユーザーのみに向けてスタート。そのうち、YouTuberのように、Twitterで稼ぐ「Twitterer」もメジャーになっていくのかもしれません。