30日、韓国政府が日本からの拠出金10億円を活用し元慰安婦らに現金を支給すると発表したことについて、元慰安婦6人が受け取りを拒否する意向を固めたことが分かった。写真は在韓日本大使館前の慰安婦像。

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2016年8月30日、韓国・聯合ニュースなどによると、韓国政府が日本からの拠出金10億円を活用し元慰安婦らに現金を支給すると発表したことについて、元慰安婦6人が受け取りを拒否する意向を固めたことが分かった。

元慰安婦らが共同生活を送るソウル近郊の「ナヌムの家」は28日、元慰安婦5人、遺族5人などが緊急会議を開き、生存者5人と1人の家族が現金を受け取らない意思を表明した。元慰安婦らは「日本が支給するとした1億ウォン(約920万円)の癒やし金は法的な賠償金ではない」として受け取り拒否を決め、「1ウォン(約0.1円)でもいいから法的賠償金を受け取るべき」などと主張した。また、同会議に出席した元慰安婦の遺族4人も、韓国政府が故人に支給するとした1人2000万ウォン(約180万円)の現金を受け取らないことを決めた。

現在「ナヌムの家」には元慰安婦10人が暮らすが、健康上の理由などで意思を表明できていない残る4人についても今後意見集約を進め、立場を明らかにする予定という。

韓国政府が故人を含む元慰安婦245人への現金支給を発表した25日以降、一部の元慰安婦が拒否の意向を示していることはたびたび報じられてきたが、正式な受け取り拒否表明の報道に、韓国のネットユーザーからは多数のコメントが寄せられている。

「これって賠償じゃなくて癒やし金だったの?」
「あまりにひどい。朴槿恵(パク・クネ)政府はおばあさんたちの人格やプライドまで踏みにじった」
「拒否して当然だと思う」

「いっそ僕らが募金を集めて、そのお金で少女像(慰安婦像)数百体を全国に建てよう」
「たったの1億ウォンで許せる事件だったとは思えない」
「安倍首相と朴大統領は見たか?青春を奪われ体まで壊されてしまった方たちだけど、こうして正しい精神を持っているということを」

「おばあさんたちは恵まれない人たちとは違うぞ」
「その金を受け取ったら体を売ったことになる!」
「他の人は受け取るってこと?」
「国民から募金を集めて差し上げたい」(翻訳・編集/吉金)