しかし中国メディアのOFweek節能環保網は27日付の記事で日本のゴミ処理システムを絶賛しており、人口密度が高い東京でもゴミ処理システムが非常に高いレベルで機能していることを紹介している。(イメージ写真提供:123RF)

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 社会経済の活発さと人口の多さには密接不可分の関係がある。人口の多さは街を繁栄させる非常に重要な条件の1つだ。その一方で、人が多いところではゴミも多くなるという問題も生じる。都市の発展は多くの人の願いかもしれないが、都市化の進展にゴミは避けては通れない問題となっている。

 しかし中国メディアのOFweek節能環保網は27日付の記事で日本のゴミ処理システムを絶賛しており、人口密度が高い東京でもゴミ処理システムが非常に高いレベルで機能していることを紹介している。

 記事はまず東京は人口の多さゆえに「人を圧倒するほどのゴミが生じる」と説明、それでも「東京の清潔さで有名」であり「巨大な都市の規模が環境を損なってはいない」と紹介。「世界の都市総合力ランキング」でも、東京は環境の分野で上位にランキングしていると説明し、東京のゴミ処理システムのレベルの高さを絶賛した。

 記事はまた日本のゴミ処理システムは「1世紀という非常に長い時間のなかで模索しつつ確立された」ものであると称賛。日本は100年という長い時間のなかで、ゴミ処理に関わる数多くの法整備を進め、さらに教育を通じて「市民の環境保全意識を向上させた」と指摘。これは「非常に骨が折れる任務」だと記事は強調しているが、こうした指摘には日本の払った努力に対する心からの賛辞を読み取ることができる。

 この記事が特に強調している要点はまさに日本の払った努力であり、その努力により非常に高いレベルのゴミ処理システムが現在機能しているという点にある。ゴミなどの環境問題が深刻化する中国に対して、日本の努力に見倣うように訴えかけようとしているのだろう。

 中国ではゴミの分別はほぼなされていないと言って良いだろう。ある地方都市の市民は、まさにありとあらゆる種類のゴミを1つの袋に入れてゴミ出しをするが、こうしたリサイクル意識の低さは当然ゴミの量に影響する。焼却炉の焼却効率や有害物質の発生にも影響する。中国は日本の例に倣ってまず政府が強力なリーダーシップを取り、各種法制度の整備やゴミ処理に対する市民の意識向上に努めるべきだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)