29日、韓国・SBSは、今年韓国で発生した食中毒のうち鶏やカモ肉の菌による例が最も多いとした上で、食中毒を防ぐためには「鶏肉を洗わずに使う」ことが重要だと報じた。資料写真。

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2016年8月29日、韓国・SBSは、今年韓国で発生した食中毒のうち鶏やカモ肉の菌による例が最も多いとした上で、食中毒を防ぐためには「鶏肉を洗わずに使う」ことが重要だと報じた。

韓国で今年発生した食中毒患者のうち約4分の1は、鶏肉や内臓などに多く付着するカンピロバクター属の細菌に感染していた。また頻発している学校での集団食中毒の原因菌でも、このカンピロバクターが3割を占めている。カンピロバクターは75度以上で1分以上加熱すれば消滅するため、食中毒防止には食材の十分な加熱が必要になる。

しかし記事は、食材の加熱のほかにもう一つ、鶏肉の水洗いにも注意を促す。韓国では流通過程への不安などから鶏肉を調理前に流水で洗う人が多いが、これにより菌が周囲の食材や調理器具などに移り、かえって食中毒の原因を広げることになるという。食品医薬品安全処の研究員は「衛生処理されパッケージされた生の鶏肉は製造過程で洗浄されているので別途洗わずにそのまま調理して問題ない」と説明、記事は「洗う場合には野菜などを先に洗い、鶏肉は最後に洗うのが安全だ」とした。

これについて、韓国のネットユーザーからは「鶏を先に洗う習慣は間違ってたのね」「知らなかった。これから気を付けよう」「鶏が原因で野菜が汚染されていたとは」「そうだったのか。鶏を洗った後はシンクを洗剤で洗うべき?それとも熱湯をかけるべき?」といった声が寄せられる一方、「洗浄されたはずの鶏肉になぜ菌が付いてるの?」「つじつまが合ってない」「給食調理師の立場から言うと、鶏肉には血や不純物がたくさん付いているから洗わないと食べられない」「鶏を洗わずに使うなんてあり得ない」「洗わないと臭うんだけど?」「袋から出した鶏の状態を見てから言ってくれ」など、記事に疑問を呈するコメントも多数寄せられている。

また他には、「洗っても洗わなくても関係ない。運が悪ければ食中毒になる」「鶏肉の納品業者をどう信じろって?」「今年呼んだ記事の中で一番あきれた」「こういうばかな記事のせいでたくさんの人が被害に遭う」などの声が寄せられた。(翻訳・編集/吉金)