新作は『きみに読む物語』を超える感動!世界的ベストセラー作家にインタビュー

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 ケビン・コスナー主演の『メッセージ・イン・ア・ボトル』、ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムスをスターに押し上げた『きみに読む物語』、青春スターのザック・エフロン主演による『一枚のめぐり逢い』など、その小説が多くの恋愛映画の原作になっている世界的ベストセラー作家、ニコラス・スパークス。彼の原作を基にした最新映画『きみがくれた物語』が、現在公開中です。

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 交通事故で昏睡状態になった妻と、彼女を支える夫を待ち受ける試練と選択が、美しい映像によって描かれる本作。原作者であるニコラス・スパークスさんはどう感じているのか、インタビューしました。

◆『きみに読む物語』より一層、印象的で感動的

――本作のテーマは?

スパークス:本作は、人生の“選択”についてだけではなく“愛”を追求している。『きみがくれた物語』のあらすじを読むと、私の処女作である「きみに読む物語」を思い起こすかもしれない。でも、本作はより印象的で感動的です。

 一組の男女が愛し合い、彼らの暮らしが展開していく過程を見せているんです。トラヴィスとギャビーがそれぞれの道を選び、その結果起きる出来事を目撃することになる。単純ではなく、さまざまなことが起き、深みのある忘れられない物語になっています。本作は、新婚時代後の夫婦に起こったことを描いています。このような内容を描いたのは、私の作品の中でも、これまで『きみに読む物語』だけでした。あの作品が好きなら、今作も気に入ってくれると思います。

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――映画と小説の違いはありますか?

スパークス:小説を映画化するには、必ず変更点が出てきます。ブライアン(脚本家)は見事なアンサンブルキャストで作品を再構築しながらも、決して原作の本質は失わなかった。小説と映画、どちらも素晴らしいものになったと思います。

◆主演は『リンカーン/秘密の書』のベンジャミン・ウォーカー

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――主演のベンジャミン・ウォーカーについて。

スパークス:夫・トラヴィス役のベンジャミンはハンサムでアウトドア派の素晴らしい役者です。会った瞬間にトラヴィスは彼だと思いました。彼はこの映画にとって重要な、繊細で微妙な感情を見事に表現してくれました。物語のある時点から、トラヴィスは変化していく。違和感なく変わらなければなりません。物語の終盤にはトラヴィスの人生は変わります。彼には責任が生じる。だから冒頭と終盤では違う人物になる必要があるんです。

 そして、妻・ギャビー役のテリーサ(・パーマー)は赤ん坊を連れて仕事をする働き者。ギャビー役に求めたのは内なる力を発揮できる人でした。ギャビーは人生を左右する決断を迫られる。それを表現できる女優を選びました。ベンジャミンとの相性も重要でした。2人は見事な化学反応を起こしてくれた。テリーサを起用できてとても幸運でした。

 僕はカップルの恋が始まる瞬間が見たいんです。ベンジャミンとテリーサがカップルを演じる時に起こる相互作用は魅力的です。彼らの関係にはユーモアがあり、場違いとさえ思えるほどの陽気さは素晴らしい。その要素が映画を豊かにしていると思います。

◆作品にはあらゆる感情が込められている

――監督のロス・カッツについて。

スパークス:ロス・カッツは舞台であるノースカロライナを生き生きと描くことができるし、役者の扱いがうまい。なぜギャビーがトラヴィスのために危険を冒すのか、また、なぜトラヴィスがギャビーから離れられないのか、その点を明確に描いてくれました。

――最後に、女子SPA!読者にメッセージをお願いします。

スパークス:観客は見事に映画化された物語を楽しむことができると思います。この映画は 笑いもあれば涙する場面もあり、心に深く突き刺さるあらゆる感情が込められた作品です。そして美しい映像と、ベンジャミン・ウォーカーとテリーサ・パーマーが起こす爆発的な化学反応が楽しめます。この映画を見れば、充実した人生を築き上げたいという気持ちになるでしょう。

<TEXT/望月ふみ>
『きみがくれた物語』は全国公開中
配給:AMGエンタテインメント
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オフィシャルサイトhttp://kimi-monogatari.com/