29日、中国外交部の華春瑩報道官は、中国と外交関係を持たないバチカン市国が中国との関係改善を希望していると伝えられたことについて、「双方が建設的な対話を続け、関係改善の歩みに新たな進展が得られることを望んでいる」と述べた。写真はバチカン。

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2016年8月29日、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は定例記者会見で、中国と外交関係を持たないバチカン市国が中国との関係改善を希望していると伝えられたことについて、「双方の対話のルートは通じており、有効だ。双方が建設的な対話を続け、関係改善の歩みに新たな進展が得られることを望んでいる」と述べた。

バチカンのピエトロ・パロリン国務長官(枢機卿)は27日、イタリア北部で演説し、中国との国交正常化を希望しているとした上で、「両国関係の改善は、中国国内のカトリック信者だけでなく中国全体の利益になり、紛争や衝突が絶えない全世界の平和共存と秩序にも役立つ」と語った。

中国は、バチカンが1951年に台湾を承認したことを受け、断交を宣言した。バチカンは欧州で唯一中国と外交関係を持たない国だが、現教皇の就任後は、中国との関係改善を推進している。(翻訳・編集/柳川)