9通りに変身するスマートウォッチ!今の気持ちをアイコン化して、相手と楽しくコミュニケーションもできる

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iPhoneやAndroidスマホと連携できるスマートウォッチ
腕時計スタイルながら、当初は本体もベルトも好きなデザインが選べないなど、ファッションとしては既存の腕時計と比べて高級感がなく、安っぽかった。

しかし最近のスマートウォッチは腕時計と同じベルトを採用しており、市販のベルトに付け替えて自分好みにカスタマイズできるようになっている。デザインや質感がアップしたスマートウォッチは、高級感がでてきたかわりに、価格も、それなりになったのが悩ましいところだ。

せっかく買ったスマートウォッチだけに、その日の気分で簡単に着せ替えするなど、もっと活用したいものだろう。

実は、そんなことが可能なスマートウォッチ「Onetouch Go」がアルカテルから発売されている。
Onetouch Goは一見するとカジュアルなスポーツデザインのスマートウォッチだが、ベゼルとベルトを自由に着せ替えすることができるのだ。

Onetouch Goのカラーバリエーションは3色。シンプルなホワイト、赤いボタンが黒字の本体に映えるブラック、そしてブルー/ライム/グリーンの爽やかな3色のミックスだ。

好みの色を買うのもよいが、後からボディー(ベゼル)部分とベルトを買い増しすることもできる。
また最初から3色がセットになったモデルも用意されている。


カラフルボディーのOntetouch Go。他のスマートウォッチには無い特徴を持っている。


着せ替え方法は、ベゼル部分からベルトと時計を外すだけ。
既存の腕時計でも、このような簡単に着せ替えできる製品は少ない。
スマートウォッチでは、このOnetouch Goが初の製品となるだろう。
服装に合わせてブラックからホワイトで、アウトドアへ行くときは3色版でと、自分好みに変身させることもできるのだ。

またベゼルとベルトの異なる組み合わせも楽しめる。
3色のベゼルと3色のベルトがあるので、合計9パターンのバリエーションが楽しめるというわけだ。
できればベゼルにある「Go」ボタンも交換できるようになって欲しかったと筆者は感じた。
「Go」ボタンも交換できれば、ブラックのベゼルにブラックのボタンを取り付けられるので、スーツ姿にも似合うだろう。


ベルトとベゼル部分が交換できる。ぜひともカラバリを増やしてほしいものだ。


このOnetouch Goは、着せ替えが楽しめだけのスマートウォッチではない。
iPhoneやAndroidスマホと無線接続して通話やソーシャルの通知を受けることができるのはもちろん、本体の「Go」ボタンを使って面白いコミュニケーションが取れるのだ。

Onetouch Goを腕に装着して「Go」ボタンを押す。
すると、
・時計をはめている腕の1分間の動きを計測する。
・そこから自分の気持ちをアイコンで表示する。
・さらに、そのアイコンを、ほかのOnetouch Goをはめている相手に送ることができる。

「空腹で死にそう」
「エキサイティング!」
「疲れている」
「空を飛びたい気分」
などなど、
自分の今の気持ちをアイコンにして表現できるというわけである。

スタンプや絵文字ではなく、身体の動きからアイコンを作る「身体文字」とも言えるこの機能は、Ontetouch Goの実は最大のセールスポイントなのだ。


「Go」ボタンを押すと、身体の動きから自分の気持ちをアイコンにしてくれる。このアイコンで相手とコミュニケーションできるわけだ。


Onetouch Goの本体は、IP67の防水防塵に対応しているので、スポーツウォッチのようにアウトドアやサイクリングの時に使うこともできる。また文字盤もカラフルな色に変えられるので、コンサートの時に目立つように腕にはめる、なんて使い方もできそうだ。

Ontetouch Goは海外での実売価格が100ドル前後、約1万円程度で販売されている。
アルカテルは日本でもSIMフリースマホを販売しているだけに、日本語化されたOnetouch Goの発売もぜひ期待したいものだ。


山根康宏