5位はタバコ「脳卒中リスクを高めがちな原因」トップ5

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日本人の死因として常に上位に入る“脳卒中”。脳卒中とは、脳に酸素と栄養素を送っている血の流れが急に滞ってしまう病気の総称です。

脳卒中の中でも戦後には脳出血が多く見られ、最近では脳梗塞による死亡者数が目立つといった違いがあるようですが、いずれにせよ警戒すべき病気です。

そこで今回は、マクマスター大学の研究を基に、脳卒中のリスクを高めてしまうNG行動をランキング形式で紹介したいと思います。

 

■第5位:タバコ

上述したマクマスター大学の研究者らは、ヨーロッパ、アジア、アメリカ、アフリカ、オーストラリアなどの2万人を対象とした大規模な調査を分析しました。

一般的に脳卒中のリスクを高めると知られる10個の危険因子が、個別にどの程度影響を及ぼすのかを調べたのです。その結果を細かく見ると、禁煙には12%の予防効果があると判明しました。

ご自分の喫煙はもちろん、ご主人が家でタバコを吸っている場合は、受動喫煙のリスクもあります。すぐにでもやめてもらいたいですね。

 

■第4位:偏った食事

上述の研究によると、健康的な食事は脳卒中を19%も予防してくれると言います。逆を言えば、不健康な食事はリスク増の要因に……。

近年は日本人が口にする脂質・食塩の量が大きく増えてきていると言います。

動物性脂肪のとりすぎは肥満の原因になりますし、高脂血症(脂質異常症)のリスクも高めてしまいます。また、食塩のとりすぎは高血圧の原因にもなります。

肥満や高脂血症(脂質異常症)、高血圧は後にも触れますが脳卒中のリスク要因に……。食事には十分に注意したいですね。

 

■第3位:高脂血症(脂質異常症)の放置

第4位でも触れた高脂血症(脂質異常症)とは、血液中の脂質が異常に多い状態を言います。放置していると脳の太い血管などに悪影響が出てしまいます。

高脂血症を予防することは、27%も脳卒中のリスクを軽減してくれると研究で分かっています。逆を言えば放置すると脳卒中の引き金に……。

過食やケーキ、洋菓子、果物の食べすぎ、運動不足が高脂血症の危険因子になります。気になる人は生活をあらためたいですね。

 

■第2位:運動不足

上述の研究によれば、運動をするだけで36%も脳卒中を予防できると分かりました。逆を言えば運動不足は健康トラブルを起こしかねません……。

運動不足は肥満、さらには繰り返し触れてきた高脂血症(脂質異常症)の原因にもなります。それらは脳卒中の危険因子です。

運動をする習慣がない人は、エレベーターを使わない、自転車や徒歩で買い物に行くなど、生活の中で体を動かす工夫を始めたいですね。

 

■第1位:高血圧の放置

高血圧を放置すると、脳の細かい血管に負担がかかって脳卒中になりやすくなるといいます。

上述の研究によれば、高血圧を予防・解消するとなんと48%も脳卒中リスクを軽減できるのだとか。

高血圧は体質もありますが、食塩の取りすぎ・ストレス・肥満などが引き金になると知られています。食生活をあらため、運動を通じてストレスや肥満を解消し、高血圧を予防したいですね。

 

以上、脳卒中のリスクが高まる生活習慣をまとめましたが、いかがでしたか?

偏った食事と高脂血症(脂質異常症)、運動不足と高血圧など、それぞれが密接に絡み合って脳卒中のリスクを高めています。

気になる生活習慣や危険因子はまとめて解消するくらいの気持ちで、改善に取り組んでみてもいいのかもしれませんね。

(ライター 坂本正敬)

 

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【参考】

※ Global study shows stroke largely preventable - McMaster University

※ 井口登美子(2003)『ウィメンズ・メディカ 女性の〈からだと心〉安心医学』(小学館)

 

【画像】

※ All kind of people / Shutterstock