脊髄反射で不自由な足を動かす、足こぎ車椅子「COGY」。VRシステム開発し、出張試乗会開催。半身麻痺リハビリなどに

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東北大学発のベンチャー企業 TESSが開発した、足こぎ車椅子「COGY」(M 329,000円 / L 370,000円 ※レンタル可、介護保険の適用可)は、脳卒中などで半身が麻痺した方など歩行困難な方でも、自分の足でペダルをこげる車椅子。

その仕組みは、人がもともと持っている歩く機能の"原始的歩行中枢"を利用し、脊髄反射により動きが不自由な足を動かすというもの。結果、リハビリにも効果があるそうです。前回の取材で試乗させてもらいました。

発表以来寄せられる「実際に体験してみたい!」「どこで体験できるのか?」という声に応え、8月25日より『VR×リハビリ" 介護施設にいながら車いすで世界中を移動〜 世界唯一の足でごげる車いす"「COGY」 キャラバン試乗会』をスタートしました。
■COGY VR システム体験会

会場は、介護付き有料老人ホーム ネクサスコート本郷。室内でも楽しくCOGY体験ができる「COGY VR システム」での試乗会をメインに開催しました。

専用モジュールがGoogleマップと連動し、COGYを漕ぐことでモニターに映し出される風景が動き、あたかも街を散歩しているかのような体験ができます。



不慣れだとGoogleストリートビューなどで酔う恐れもあるため、今回は視点を上げて空中散歩的にCOGY VR システムを体験。参加者達はいつもの散歩コースから、過去に訪れた思い出の地などを上空から眺め、時間を忘れて空中散歩を楽しんでいました。



もちろん、COGYを使う場所は屋外や広いリハビリルームなどが最適です。ユーザーからの「雨や雪の日に狭い室内でも楽しくリハビリが出来るようにして欲しい」との声を受け、この「COGY VR システム」を数万円(要応談)で販売出来るようコンパクトに開発したそうです。

体験会を開催したTESSのスタッフが「それぞれの介護施設ごとに使用や導入には様々な問題があるようです。しかし最後にはCOGYを体験されたユーザーをはじめ、施設スタッフの皆さままでが笑顔になるのを見た時には、こちらまで笑顔になっちゃいますね」と話していたのが、印象的でした。

TESSでは今後も、全国各地でこのようなキャラバン形式でのCOGY出張試乗会を開催していくとのこと。興味のある老人ホームやデイケアセンターの担当者は、いちど問い合わせてみては如何でしょうか?狭いスペースでも、「COGY VR システム」を使えば体験可能です。