マイナス思考は繰り返し脳に現れ、最後には習慣化する(Fotolia)

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 イライラしている時、友達に愚痴をこぼしてストレスを発散させるのは人の常だが、不満を言った瞬間、本人も聞いている側も不愉快な気分になっているのではないだろうか。実際、これは表面的な感覚だけでなく、脳の神経細胞でも微妙な変化が起き、これ以降マイナス思考を容易に形成することになる。


 


 アメリカの生活術専門ブログ(Lifehacker)で、マイナス思考は繰り返し脳に現れ、最後には習慣化してしまう現象を科学的根拠に基づいて表している。このような悪循環から抜け出さなければ、うつ病や様々な慢性疾患にかかる可能性があると指摘されている。 


 


 脳が思考するとき、その情報は神経細胞のシナプス(synapse・神経細胞の情報源であるつなぎ目部分)から、もう片方の神経細胞のシナプスへ化学物質を送り、二つのシナプス間には思考情報の橋がかかる。毎回、思考に関連する情報に電気信号が送信される度に、相関的にシナプスはより密接になり、信号が伝達される経路もさらに縮まり短くなる。シナプスは情報を速く伝達し、同じ思考が現れやすくするために、脳の神経細胞の通信網は調整されていく。 


 


 マイナス思考は心身にどのような影響を及ぼすのか? 


 


 以上のメカニズムから、気分が落ち込んだり消極的または否定的な考えで物事を見ていれば、徐々に脳でマイナス思考が形成され、人の性格までも変えてしまう。またコルチゾール(ストレスホルモン)が過度に分泌されることによって、うつ病、内分泌疾患、免疫機能の低下、糖尿病、高血圧、さらにはガンなどの病気を引き起こしてしまうこともある。 


 


 マイナス思考は回避すべき! 


 


 科学が示したように、一つの思考が脳に現れ、有益だと判断すると次の思考形成の型を作ってしまう。マイナス思考だと悪性循環になり、プラス思考だと良性循環になる。私たちが常にプラス思考をキープしていれば、心身共に健康になりポジティブで楽観的な性格になるのだ。 


 


 プラス思考になるためには、モチベーションを高める文章や本を読んだり、専門家の講演を聞くなどが役に立つという。また生活面でも自分にストレスを与えすぎず、気楽にすべきだ。もう一つ、友達は慎重に選んだほうがいい。もし消極的で悲観的な人と一緒にいると、あなたもすぐそのような人間になってしまう。プラス思考でポジティブな人と一緒にいれば、あなたはますます健康になり楽しい毎日を過ごせるようになると指摘されている。


 


(翻訳編集・淳萌)