川崎重工業株式会社といえばオートバイから航空機、鉄道、船舶までもをてがける総合エンジニアリングカンパニーですが、その同社が第二次世界大戦で活躍した三式戦闘機「飛燕」を復元し、神戸にて展示を行うと発表しました。
 
飛燕とは大日本帝国陸軍に所属した戦闘機で、日本の量産機としては唯一水冷エンジンを搭載したことが大きな特徴となっています。そのため空冷エンジンを搭載するゼロ戦などとは異なる流線型の機体形状となっており、その空気抵抗の少なさから良好な飛行速度を実現しました。しかし当時の日本の技術では水冷エンジンの生産/整備が難しかったことから、トラブルの多かった機種でもあったようです。
 
川崎重工業は「川崎重工創立120周年記念展 -世界最速にかけた誇り高き情熱-」としてこの飛燕を岐阜工場で復刻し、神戸で特別展示を行います。また展示ではスーパーチャージャーを搭載した怪物バイクことH2R/H2との関連性から、エンジンの過給器の技術と歴史を紹介する予定です。
 
飛燕の展示は神戸ポートターミナル・大ホールにて、2016年10月15日土 〜 11月3日まで行われます。開場時間は10:00〜17:00(最終入場16時30分)で、入場料は無料です。100年を超えて受け継がれる同社のエンジニアリングにかける熱い魂を、展示を通して感じてみたいものですね!
 

 
Image Credit: 川崎重工業株式会社
■川崎重工創立120周年記念展
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