日本で少子高齢化が進んでいる背景には、晩婚化や結婚しない人の増加があると言われているが、なぜ晩婚化や結婚しない人が増加しているのだろうか。中国メディアの澎湃新聞はこのほど、日本人が結婚しない理由について考察する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本で少子高齢化が進んでいる背景には、晩婚化や結婚しない人の増加があると言われているが、なぜ晩婚化や結婚しない人が増加しているのだろうか。中国メディアの澎湃新聞はこのほど、日本人が結婚しない理由について考察する記事を掲載した。

 総務省の2010年「国勢調査」によると、30-34歳の男性の未婚率は47.3%に達し、女性は34.5%となった。未婚率は男女ともに年々上昇を続けており、晩婚化と同時に結婚しない人が増えていることが分かる。

 中国も近年は晩婚化が進んでいるとされるが、記事は「中国の30-34歳の男性の未婚率は13%、女性は5%だ」と伝え、日本の割合より低いことを指摘。40歳以上となると男性は3%ほど、女性は1%を下回ることを伝え、中国では晩婚化が進んだとしても結婚しない人はほとんどいないことを伝えた。

 続けて、一部の研究報告書を引用し、日本では家庭内部における役割や立場が固定的であり、日本人女性にとって結婚して他人の家庭に入ることは人生の一大事であると指摘。日本で結婚するということは子どもを生むこと、子どもを育てること、年老いた両親の介護をすることなど、すべてがセットで存在することを意味すると指摘。

 一方、女性の社会進出に伴って、女性の家庭内外における役割に大きな変化が起きているが、男性の役割には変化がなく、女性は結婚に対して魅力を感じなくなってきており、結婚しないということも1つのライフスタイルとなってきていると考察。男女比がほぼ同等の社会であれば、女性が結婚しなくなれば男性も同じく結婚できなくなると指摘し、こうした要因によって日本では結婚しない人が増えているのではないかと主張している。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)