29日、韓国南部の町・晋州で建物の屋根が突然崩壊し作業員2人が死亡した事故は、老朽化した建物の内壁を無理に撤去したことが原因とみられている。資料写真。

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2016年8月29日、韓国・聯合ニュースなどによると、韓国南部の町・晋州で建物の屋根が突然崩壊し作業員2人が死亡した事故は、老朽化した建物の内壁を無理に撤去したことが原因とみられている。

28日午前、晋州市外バスターミナル横の3階建ての建物の屋根が改築作業中に突然崩れ落ちた。この建物は築44年、1階が店舗、2〜3階は「旅人宿(ヨインスク)」と呼ばれる簡易宿泊施設として使われていたが、3階の宿泊施設を他の目的で使用するため内壁の撤去を含む改築作業が進められていた。警察によると、内壁を半分に減らす作業が原因で屋根が崩れたとみられる。

また警察は、建築台帳上は鉄筋コンクリート造りのこの建物には、鉄筋が適切に使われていなかった可能性が高いとみている。崩れた屋根には鉄筋が入っていたものの、3階の壁や柱の残骸からは鉄筋が見つかっていない。さらに屋上部分には、自治体に届け出がなく設置時期が不明の仮設部屋も造られていた。

警察は国立科学捜査研究院、施設安全公団、晋州市と合同で詳しい現場検証を進めている。

報道を受け、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「こういう建物は全国各地にある」
「鉄筋なしで建てる技術も技術とは言えるかな」
「朝鮮時代の木造建築だって数百年持っているのに、たった44年で倒れるなんてまともなわけがない。やっぱり手抜き工事だったか」
「こういう後進国型の人災にいつまで国民が苦しまねばならないのか」

「地震が起こったらどうなるか怖い」
「なぜ中国以下なんだ?中国人だって鉄筋じゃなくても竹を入れてるよ」
「60〜70年代は鉄筋も貴重だったから、鉄筋なしの内壁で屋根を支える構造が普通だったと聞いたよ。もちろん手抜き工事はなくすべきだけど、こうして不安をあおるような記事には反対」

「10年以上前に建てられた建物の改築は禁止すべきでは?図面通りに造られた建物なんて一つもないはず」
「セウォル号事故が起こっても何も変わっていない。安全不感症とケンチャナヨ(大丈夫)精神」
「建物が崩壊したのに、隣のマッサージ店は昨日も営業してた…」(翻訳・編集/吉金)