国内か海外かを問わず、渡航先で買いたいと思う商品とは自分が住んでいる街あるいは国では入手しにくいものではないだろうか。自分の住んでいる街で簡単に入手できるものを、わざわざ旅行先で購入する人はほとんどいないであろう。(イメージ写真提供:123RF)

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 国内か海外かを問わず、渡航先で買いたいと思う商品とは自分が住んでいる街あるいは国では入手しにくいものではないだろうか。自分の住んでいる街で簡単に入手できるものを、わざわざ旅行先で購入する人はほとんどいないであろう。

 中国メディアの科技新報は、国土交通省観光庁が公表している2016年4-6月期の「訪日外国人消費動向調査」に基づいて、「中国人の若い女性たちは化粧品を爆買いしている」と説明している。

 記事は「結局のところ、中国人旅行客が日本で最も買いたいのは何か?」と問いを提起、観光庁の統計に基づいて「8割近い中国人旅行客が化粧品・香水を購入したと回答した」と説明。続けて「家電製品を購入した中国人旅行客はわずか3割だった」と紹介した。また「家電製品に対する個人平均消費額も明らかに減少している」と指摘、15年同時期は6万円を超えていたが、16年は半分近くに減少したことを説明。その一方で、化粧品・香水に消費する金額は電気製品を大きく上回っており、個人平均消費額は5万円だったことを紹介した。

 記事が紹介するこの統計データは「訪日外国人消費動向調査」の中の「費目別購入率および購入者単価」に示されているが、今回のデータは中国人旅行客が購入する商品の内容が以前に人気だった電化製品から現在は化粧品へと変化していることをはっきり示すと同時に、日本で販売されている化粧品の品質は中国国内では今のところ入手しにくい高いレベルのものであることも分かる。

 この「訪日外国人消費動向調査」の調査対象には中国人旅行客だけではなく、韓国人、台湾人、米国人なども含まれている。例えば化粧品・香水については中国人の購入者単価が4万8761円だったのに対して米国人は1万2671円だったということも示されており、また中国人の個人平均消費額はすべての商品において米国人の消費額を大きく上回っていることも分かる。日本における外国人旅行客の買い物の仕方には、それぞれの国で販売されている様々な商品の品質が大きく影響していることが分かる。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)