職場で泣きたくなったときにはどうしたらいい?専門家に聞いてみた!

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社会人として仕事をしている人の中には、職場で悔しさや怒り、悲しみから涙が出そうになったことがあるのではないか。場合によっては人目もはばからず感情をあらわにしてしまった人もいることだろう。だが怒ったり、泣くことで一時的にはすっきりするが、心の中にはモヤモヤしたものが残る。何よりも職場の空気が変わってしまったり、自分が浮いてしまったように感じたり、後で後悔することもあるだろう。職場は基本的に心身ともに自立している大人の集まり。できれば感情をむき出しにするのは避けたいところ。以前、怒りのコントロールについてはご紹介しているので、今回は職場で泣いてしまわないようにするために普段からできる心がけや、万が一涙が出そうになった場合の対策を、職場でのアドバイスの事例を多く持つ、日本キャリア・コーチング協会のキャリアコーチ、タカミタカシさんに教えていただいた。

■職場での涙は誰も得をしない

そもそも職場で泣く人が出ると、周りにどのような影響を与えてしまうのだろうか?

「泣いているスタッフに対し、周りが過剰に反応してしまうと、職場の雰囲気に影響を与えてしまいます。ですので、周りの人に気を遣わせてしまうことはできるだけ避けたいところです」(タカミさん)

理由がなんであれ、泣いている人にはそれ以上の業務指示は出しにくい。業務遂行に支障が出ることからも、やはり職場で泣くことは避けたいものだ。

■自分の気持ちを見つめることが大切

では職場で泣いてしまわないよう、普段からできる心がけはあるのだろうか。

「人には気持ちがありますので、涙が出てくるのは仕方ありません。それでも涙の元になっている感情のコントロールはトレーニングによってできるようになります。一例ですが、涙が出た気持ちがわかると、対処が可能です」(タカミさん)

泣きたい理由を冷静に分析することが、感情のコントロールへの第一歩となる。混乱したまま周囲に向けて爆発させないよう、普段から自分の気持ちを真正面から見つめることが大切なのだ。

■涙を見られないようにする努力を

それでも人間である以上、いくらがんばっても涙を抑えきれないときもある。最後に涙をどうしても堪えきれない場合の対処法について、アドバイスをいただいた。

「基本的には、職場で泣いてしまいそうなときにはトイレに駆け込むなどできるだけ人前で涙を見せない工夫が必要です。泣いてはいけないとルールを定めている会社はあまりありませんが、涙で解決するような仕事の仕方はできるだけ避けたいものです。事情にもよりますが、万が一涙が出てしまっても、周囲に過剰に気を遣わせないようにしたいものです」(タカミさん)

涙が出そうと思ったら、すばやく席を立つことが大切なのだ。

仕事では悔しい思いをする局面に立たされることがある。だが、そんな時だからこそ、感情に操られて後から恥ずかしい思いをしないようにしたい。「職場では涙を見せない」を原則に、大人の対応ができるようになりたいものだ。

「教えて!goo」「教えて!goo」では、「会社で泣く人、どう思う?」ということでみんなの意見を募集中だ。

●専門家プロフィール:タカミ タカシ
キャリアカウンセラー、キャリアコーチ。2008年に日本キャリア・コーチングをスタート。個人支援を専門に1,000名以上をコーチ。自己分析・キャリアデザイン・転職・昇進昇格・管理職教育が得意な実務家として、成果・自立につながる具体的なアドバイスと丁寧なサポートが強み。

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)