着るだけでお肌がしっとり。「オレンジ」を再利用した繊維がすごい

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オレンジから作られた新しい繊維「Orange Fiber(オレンジファイバー)」が、お手入れいらずで、しっとりやわらかお肌を手に入れられると注目されています。

「オレンジ繊維」って?

柑橘類の皮は、精油成分やビタミンCなどが豊富。みかんの皮を干したものは「陳皮」として漢方薬の原料としても知られています。「Orange Fiber」から放出される栄養素によって、身につけているだけでお肌が綺麗になっていくんだとか。

それにこれ、大量に廃棄されるオレンジを使っていて、環境にも優しいんです。

大量に捨てられる
柑橘類の「皮」をリサイクル

シチリア島では、年間約100万トンもの柑橘類の皮が捨てられていて、地元で大きな問題になっていることに着目。この膨大なゴミをどうにかできないか、と立ち上がったのがアドリアナさんとエンリカさん。

2人はミラノ工科大学と共同研究を開始し、柑橘類の皮から抽出したセルロースを使い、繊維の開発に成功。それに加えて、この繊維にナノテクノロジーで抽出した柑橘類のエッセンシャルオイルを含ませるという、ユニークなアイデアを最先端技術を使って実現しました。

環境にも優しく、持続可能性を同時に実現したこの製品。UNECE(国連欧州経済委員会)による「Ideas4Change Award」や、「H&M」が設立した「Global Change Award by H&M Foundation」など、ファッション業界のみならず経済界からの注目度も高いようです。

現在のカラーバリエーションは、ホワイト、ブラック、イエロー、ライムグリーン、オレンジとサテン、白と黒を合わせたレースなど、イタリアらしいビビットな展開ですが、今後は色を増やしていく予定だそう。

「オレンジは新しいグリーン!」なんてメッセージもあるようですが、どんな生地ができるのか楽しみですね。1日も早い製品化が待たれます。

Licensed material used with permission by Orange Fiber