27日、韓国ソウル地域に住む中学・高校生の平均身長が10年前と比べ縮まったことが分かった。専門家からは原因について、勉強によるストレスや運動・睡眠不足のほか、遺伝的な限界に達したとのではないかと指摘が出ている。写真は朝鮮時代を表した展示。

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2016年8月27日、韓国・ヘラルド経済によると、韓国ソウル地域に住む中学・高校生の平均身長が10年前と比べ縮まったことが分かった。専門家からは原因について、勉強によるストレスや運動・睡眠不足のほか、遺伝的な限界に達したとのではないかと指摘が出ている。

このほど京仁地方統計庁が出した「ソウル地方の青少年統計」によると、14年の男子高校生の平均身長は172.7センチで、10年前より0.4センチ縮んだ。また、女子高生(160.9センチ)、女子中学生(157.8センチ)の数値も、04年と比べそれぞれ0.1センチ、0.4センチ縮小、唯一身長が伸びていた男子中学生(163.4センチ)でも、その伸びは0.1センチにとどまった。

身長の伸びの主要素である栄養摂取については昨今肥満が懸念されるほどの過剰状態となっていることから、専門家からは子どもたちの身長が韓国人の遺伝的成長力の限界に到達したとの指摘が出ている。実際、過去10年間、男子高生の身長は172.7〜173.2センチの間で伸び縮みを繰り返していた。

また、子どもたちの身長が伸びない原因として多くの専門家が指摘するのが、運動や睡眠の不足だ。ソウル市の調べによると、市内の子どもたちの平均睡眠時間は昨年6時間6分で、10年よりも8分減っていた。「睡眠が十分に取れている」と考えている子どもは全体の27.8%にとどまった。さらに、余暇などに外で体を動かす機会が以前と比べ圧倒的に少なくなっていることも子どもたちの体の発育に大きな影響を及ぼしているとみられている。

これについて、韓国のネットユーザーからはさまざまな声が寄せられた。

「ちゃんと寝られもしないで背が大きくなるわけがない」
「子どもたちのストレスは世界一だ。遺伝的なこともあるだろうけど、ストレスが減るだけで平均5センチくらいは伸びるはず」
「勉強のストレスより、スマホに夢中で夜更かしする子が多いからだと思う」

「遺伝的な限界だろう。明け方まで起きてても大きい子は大きい」
「李明博(イ・ミョンバク)、朴槿恵(パク・クネ)政権になってから子どもの身長も伸びなくなった」
「猫がいくらたくさん食べたり寝たりしたからって虎には絶対になれない。それと同じ」

「自分は180センチあると言う高校生はみんなうそだったのか」
「給食のせい。家では給食に依存するし、学校の給食はいいかげんだし」
「たくさん勉強する子は、ある意味体力との闘いを続けてるわけだから運動しているようなもの」
「運動したからってみんな大きくはならないだろ。背の低いスポーツ選手だっているし」(翻訳・編集/吉金)