27日、韓国メディアによると、2020年の東京五輪で空手が五輪種目に採用されたことを受け、韓国では五輪種目であり国技であるテコンドーに関し危機感が強まっている。資料写真。

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2016年8月27日、韓国・チャンネルAによると、2020年の東京五輪で空手が五輪種目に採用されたことを受け、韓国では五輪種目であり国技であるテコンドーに関し危機感が強まっている。

空手は4年後の東京五輪で、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィンと共に五輪種目に初採用されることが決まった。記事はテコンドーと比べ、空手は「上半身、下半身の両方を使えることから見どころも多く試合は緊張感にあふれる」と紹介する。また空手韓国代表チームを率いるソン・ヨンイク監督は、「すべての型に盛り込まれる正確な姿勢、正確な回転力と速度から、(空手は)より実戦的だ」と説明する。

一方のテコンドーは、空手と比べ例えば蹴りが鋭いなどスピード感はあるものの、「試合が退屈」といった声が韓国人の間からもたびたび上がるのが実情だ。テコンドー界では近年、ヘッドギアセンサーの導入や競技場の形式変更など競技を盛り上げる工夫をしてきたものの劇的な改善はみられず、韓国人選手が金メダルを獲得したリオデジャネイロ五輪の試合にも苦言が呈される状況だった。テコンドー韓国代表チームのパク・ケヒ監督も、「テコンドーが生き残る道の模索は、宿題としてすべきこと」と危機感を募らせている。

記事は、空手は日本の「ホーム競技」との利点も備えているため、テコンドー界が東京五輪での扱いをめぐりすでに緊張感を増していると伝え、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。

「テコンドーは最初は武術だったけど、今では芸術になった。いや、まるで学芸会だ」
「テコンドーは五輪種目から外すのが正解」
「テコンドーの国内試合での不正を見ていると、いっそ『チェギ蹴り』(羽に似たチェギを蹴り上げる韓国の伝統的な正月遊び)を五輪正式種目にした方がいいと思う」

「テコンドーはまるでバレエみたい。どこが武術だ?恥ずかしくて見てられない」
「テコンドーがつまらなくなったのは韓国選手のせい。スポーツマンシップにのっとった崇高な名誉より、一時の恥をこらえてただ勝てばいいという考え方がいけない」
「韓国固有の武術は『テッキョン』(朝鮮半島の伝統武術)であって、テコンドーは空手のパクリだろ?しかもテコンドーの元祖は北朝鮮だし」

「悪いがテコンドーは種目から外していいと思う。いっそ体操として生まれ変わったらどうかな?」
「テコンドーの普及ばかりに気を遣って、競技の発展に関心を持たなかった政策に問題がある。テコンドー精神なんてなくなって久しいしね」
「空手も面白くないのは同じだ」(翻訳・編集/吉金)