日本では近年、角ばったデザインの自動車が増えているが、こうしたデザインの自動車は中国ではほとんど見られないものだ。中国メディアの説客はこのほど、日本の角ばったデザインの自動車に見られる「独特の特徴」を絶賛する記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)

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 日本では近年、角ばったデザインの自動車が増えているが、こうしたデザインの自動車は中国ではほとんど見られないものだ。中国メディアの説客はこのほど、日本の角ばったデザインの自動車に見られる「独特の特徴」を絶賛する記事を掲載した。

 記事が称賛する日本の自動車の独特の特徴とは「箱型化」だ。記事は「箱型化」された日本車の事例としてダイハツのタント、ホンダのN-BOX、ステップワゴン、オデッセイ、トヨタのヴェルファイア、ヴォクシーを紹介。つまりノーズが短く、内部空間が大きく、特に高さ方向に充分なゆとりのある形状を「箱型」と表現している。

 記事は日本で見かける自動車の6割から7割は箱型自動車だと指摘、これには狭い国土や資源を有効に活用する思考が関係していると説明した。また、箱型自動車の内部空間の大きさについて「極めて実用的な設計思考」と絶賛しており、中国の自動車にもこの設計思考を取り入れたうえで、日本の箱型自動車よりも車高がやや低く、そしてやや広い内部空間を実現できれば、中国人にも評価される自動車となるに違いないと提言した。

 日本ではダイハツのタントとホンダのステップワゴンを同じ形状を持つ車種とみることはないが、記事にいわせればどれも「箱型化」された自動車であり、大中小つまりサイズが異なるだけのようだ。中国からみれば、これは日本の自動車の独特の個性であり、独特の設計思考が反映された形状であるというわけだ。

 確かに中国のある地方都市の場合、路上でステップワゴンやヴォクシーなどの形状を持つ自動車を見かけることはほとんどない。中国人は自動車選びで車内空間の広さを重視する傾向があるが、日本の「箱型自動車」の設計思考を取り入れたうえで中国向けにカスタマイズできれば、中国でも人気となる可能性はあるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)