「台湾に貢献できる時間はあと5年」  李元総統、民主改革に意気込み

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(台北 29日 中央社)李登輝元総統(93)は28日、台北市内のシンポジウムで挨拶し、「台湾のために貢献できる時間はあと5年くらいだろう」と語り、今後は成熟した民主化社会の実現に向け、改革に取り組む考えを示した。

李氏は、1988年の総統就任以来、「国家のため」「人民のため」に尽力してきたと熱弁。今の台湾は正常化した民主主義国家が必要だとし、統一のとれていないナショナル・アイデンティティー(国家意識)の問題を解決するべきだと語った。

また、台湾は中国大陸に属さない独立した状態で、台湾の中華民国は中華人民共和国とは別の存在だと強調。新しい時代の台湾人は歴史の真相を明らかにし、信念を持って未来に邁進すべきと呼びかけた。

(葉素萍/編集:齊藤啓介)