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日立ソリューションズは8月29日、マイクロソフトのクラウド版情報共有基盤であるSharePoint Online上のセキュリティを強化する「SharePoint Online秘匿化ソリューション」を10月31日から提供を開始すると発表した。

同ソリューションは、インターネットやSharePoint Online上で、サイバー攻撃者やシステム運用者からのファイル内容の参照を防止し、すべての情報を自動的に暗号化するとともに、全文検索に利用する検索インデックスも暗号化するため、安全にファイルを保存できる。

これにより、重要度の高い文書を保有する企業や公共機関でも安心してクラウドに移行できるため、システム管理のコスト低減と安全性を両立することができるという。 なお、本ソリューションは、国立がん研究センターの東病院で改正個人情報保護法の施行を見据え、患者情報のよりセキュアな利用を目的に実証実験を進めており、完了後に本格運用を開始する予定だ。

同ソリューションはOffice文書やPDFだけでなく、ファイル形式に依存しないすべてのファイルをクライアントで暗号化しますするほか、検索インデックスも暗号化することで、ファイルを暗号化したまま、全文検索を実現するという。

また、暗号化されたファイルの格納先を管理する「セキュアドキュメントライブラリ」画面は、従来のSharePoint Onlineの「ドキュメントライブラリ」と同様の画面と操作性を実現。そのため、ユーザーは、暗号化や復号を意識せずに、ファイルの編集作業や全文検索を行うことができる。

さらにSharePoint Online上に暗号化されて保存されるファイルや検索インデックスと、その暗号鍵は分離して保管でき、ユーザーが暗号鍵の保管先をオンプレやクラウドなどから選択を可能としている。

(岩井 健太)