28日、膨らみ続ける人気タレントの出演料に対し、中国当局が抑制に動き出したが、時代劇ドラマ「如懿伝」では主演コンビの出演料が制作費の半分以上を占める事態になっている。写真はウォレス・フォとジョウ・シュン。

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2016年8月28日、膨らみ続ける人気タレントの出演料に対し、中国当局が抑制に動き出したが、時代劇ドラマ「如懿伝」では主演コンビの出演料が制作費の半分以上を占める事態になっている。新浪が伝えた。

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近年、中国ではドラマや映画に出演する俳優・女優陣の出演料バブルがたびたび話題に。メディアを管理する国家新聞出版広播総局(広電総局)はこのほど、こういった高額ギャラの抑制に動き出すことを明らかにし、国営・中国中央テレビ(CCTV)や新華社、人民日報が一斉に報じている。

このほどクランクインしたばかりの時代劇ドラマ「如懿伝」では、主に映画で活動する女優のジョウ・シュン(周迅)がヒロインを演じ、台湾の人気俳優ウォレス・フォ(霍建華)が皇帝役に起用されている。この主演コンビの出演料が、合計1億5000万元(約23億円)に達したと話題に。特にジョウ・シュンの場合、同ドラマは全90話予定なので、1話につきギャラは100万元(約1500万円)以上に。中国人女優では史上最高となっている。

中国メディアが報じた人気女優たちの出演料は、同じく映画女優のヴィッキー・チャオ(趙薇)が出演したドラマ「虎媽猫[父/巴]」で4000万元(約6億1000万円)、スン・リー(孫儷)がドラマ1作で6000万元(約9億2000万円)などとなっている。

米国や韓国では、制作費に占める出演料の割合が最大でも30%程度と言われる。これに対し、現在の中国では50%は当たり前、中には70%を占める作品も。膨れ上がるギャラはスタッフへの報酬を圧迫し、作品自体のレベル低下を招いている。(翻訳・編集/Mathilda)