@Izuru Aminaka

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渋谷・GALLERY SPEAK FORで、網中いづる氏の個展「ストロール」が開催される。

水量を多く含んだアクリル絵具を、筆で軽やかに混濁させつつ紙へ伸ばしていく独特のタッチ。少女たちの夢や日常の情景、バレエ、童話のワンシーンなどを美しく描き、高い人気を誇る網中いづる氏。

耳元でささやく声が時に永遠の思い出となるように、淡い色調を明暗巧みに操りながら、ひとつずつの塗りにフェティシズムを宿すような画面は、ノスタルジアを写す鏡となり、見るものの心の襞に染み入って限りなく広がる深い印象を形成していく。

エディトリアルでは、新装版「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズのほか、林真理子氏や角田光代氏、酒井順子氏らの著書の装画、絵本などを数多く手がけている。日本のイラストレーション界でしっかりと地歩を固めてきた網中氏は、ファッションとの親和性も高く、アパレルブランドとのコラボレーションも数多く展開している。

最近、旅をしたり地方との移動をする機会が増えた彼女にとって、色々な場所で撮った写真から絵のヒントが生まれるという。そこで今回は「散歩する、そぞろ歩く」などの意を込めたタイトルのもと、「ゴージャスなバカンスでなく、犬を連れお気に入りの場所を散策するような、のんびりした気分」を伝える新作を中心に構成。

その他、仕事で制作した原画なども含め、大小の近作約50点を展示・販売する。また、同展のために制作する新作ZINEの他、自身の手で絵付けをした陶器やオリジナルコーヒー缶、ステッカーなどのグッズ類も豊富に紹介・販売する。

<作家プロフィール>
網中いづる イラストレーター
アパレル会社勤務を経て2002年にイラストレーターとして独立。書籍装画や絵本の仕事を中心に、企業広告、ファッションブランドへの デザイン提供など幅広く活動している。最近手がけた書籍装画に「朝からスキャンダル」 (酒井順子著)、「奥様はクレイジーフルーツ」 (柚木麻子著)、新装版「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズなど。絵を担当した絵本に「あたしときどきお姫さま」(石津ちひろ・文)など。第4回ペーター賞、第38回講談社出版文化賞さしえ賞受賞。TIS会員。 http://www.izuru.net

<ギャラリートーク開催>
2016年9月16日(金)18:30〜19:00 入場無料
作品解説=網中いづる

<会期>
2016年9月16日(金)〜9月28日(水)
木曜休廊

<開館時間>
11:00〜19:00 最終日のみ 〜18:00 

※展示作品は全て販売いたします。
※会場の都合により祝花などは固くお断りいたします。
※未就学児童のご入場はご遠慮ください。
※最終日のみ18時までとなりますのでご注意ください。

(2016年8月26日時点の情報)