12日、ある米国人男性が日本についてレポートした動画が中国のインターネット上に掲載され、話題になっている。写真は奈良。

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2016年8月12日、ある米国人男性が日本についてレポートした動画が中国のインターネット上に掲載され、話題になっている。

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男性は「マイク先生」の名で知られる中国語教師。動画は、中国の空港から大阪へ向かう様子から始まる。英語と中国語を交えて大阪や京都などを紹介していくが、コメントはなかなかの辛口だ。例えば、離陸が遅れた中国の航空会社に対して「二度と乗らない」と発言したり、日本の鉄道運賃が高額なことやその複雑さには「クレイジーだ」を連発。英語の表示がない券売機についても「非友好的」とばっさりだ。

市内では、「観光地やお寺はどこもたくさんの中国人がいた」とし、「これは悪いことではないが、彼らはみんな和服を着て写真を撮り、日本人を装っている」と紹介。奈良公園では街なかでもシカを見ることができるが、「シカ以外、何もない」とも。移動は「レンタサイクルが安くて便利」としているが、「ただ、適当に止められない上、駐輪場も見つけにくい」と語る。

イヤホンを買いに電気店を訪れた際は、品ぞろえの多さに「イヤホン、イヤホン、イヤホン、イヤホン…。イヤホン1つ買うのに1時間もかかった」とこぼしていたが、マッサージチェアには「これ最高」「ここでショッピングするの大好き」とレポートしている。

宿泊したのはマンションを旅行者用に改築した建物で、室内を紹介しながら「安い上に、現地のマンションの中を見ることができる素晴らしいアイデア」と評している。食事についてはラーメンがお気に入りだったようで、牛肉やスープは素晴らしかったと褒めているが、やはり値段は高いと感じているようだ。また、日本には揚げ物が多いことにも驚いた様子。中国とは違って朝食を提供している店が少ないためか、「日本人は朝食に何を食べているのかいまだにわからない」と語っている。

マイク先生は「全体的には京都で素晴らしい時間を過ごせた。日本人は本当にナイスで親切だ」とする一方、「でも、やはり少し悲しかった。私は今までどこに行っても現地の友達ができたが、今回は日本人の友達ができなかった」とカメラに語った。

中国のネットユーザーからは、動画に映る日本の風景に「日本の環境は素晴らしいな。エコさで言えば世界一」「日本の清潔さと細やかなところは素晴らしい」といった声が寄せられたほか、奈良公園のシカには「街なかにシカがいるなんて、中国では考えられないことだ。中国なら銅像だって盗まれるんだから、生きていたらなおさらだ」という声も。また、友人ができなかったと嘆いていたことには、「日本人は中国人よりも内向的だからな」「日本人は表面上はきちんとしているが、内心はそれと異なる人がいる。もちろん全員がそうというわけじゃないけど」「日本人はみんなが想像しているよりも悪くない。中国人の方が日本人よりもとっつきにくいと思う時もある」という意見も寄せられている。(翻訳・編集/北田)