『AneCan』2016年9月号(小学館)

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 小学館が発行する雑誌『AneCan』が、2016年11月7日(月)発売の12月号を最後に休刊されることが発表された。認知度も高く、多くの人気モデルを生み出してきた『AneCan』の休刊に「Anecan休刊悲しいなぁ〜甘すぎずシンプルだけど綺麗めで女らしい…好きやったのになぁ」「AneCanが休刊してしまったら、ワタシ…どうやって生きていけばよいの…」「AneCan休刊しちゃうのか…エビちゃんも卒業したしね…寂しい」と多くの嘆きの声が聞こえている。

 同誌は、「お姉さん系 CanCam」として2006年から年に2回発行、2007年3月からは月刊誌として発売され、『CanCam』を卒業したアクティブな30歳前後の女性をターゲットに一大ブームを巻き起こした。しかし、読者ニーズや広告環境の急激な変化などの影響により、惜しまれつつも2016年12月号で休刊することとなってしまった。

 同誌は、2016年6月号で卒業した“エビちゃん”こと蛯原友里や、2016年7月号で卒業した高垣麗子、そして卒業を報告した押切もえを中心に、森絵里香や近藤しづかなど様々なモデルを生み出してきた。他の30代前後の女性をターゲットとした雑誌と比べ、少しギャルっぽい、可愛らしさを残したグラマラスなイメージで「かわいいのにセクシー! って感じが好き」「他の雑誌だと、大人! OL!ってなってたりシンプル〜ってなっちゃってるところを、下品じゃない若々しさ、お姉さん、って感じの雑誌で参考になります」「ブランドも上手に使ってて、大人かわいい20代の憧れの雑誌!」と多くの読者から愛されてきた。

 今回の休刊に対して読者からは、「やっぱりエビちゃん卒業の影響は大きいよね…」「もえちゃんも36歳だし、エビちゃんとかもえちゃんと同い年世代の人はもう雑誌買わなくなっちゃって来てるのかな…」「卒業が決まって休刊なのか、休刊するから卒業したのか…どっちにしろ時代は流れるってことだよね」といった声が聞こえてくる。

 同誌では10人の専属モデルを起用し、そのモデルを中心に紙面を飾ってきた。「ずっと一緒に年を重ねてきた」と同世代から絶大な人気を誇り、おしゃれや美容だけでなく、ライフスタイルや女性としての生き方にも多くの影響を与えてきたのだ。特に蛯原は同誌の姉妹紙『CanCam』専属モデルとして当時の女子大生や20代の女性から絶大な人気を集め、移籍後も同誌のメインモデルとして活躍、2015年からは小学館の30代向け女性誌『Domani』の専属モデルにも就任。日本ファッション誌で初となる“2誌同時”専属モデルという快挙を果たしている。

 蛯原が同誌を卒業する際には、女性たちから「長い間本当にお疲れ様でした。私は大学時代、CanCamでえびちゃんの可愛さに衝撃を受けファッションやヘア、メイクなど参考にさせていただきました。これからも応援しています!」「AneCanを読むきっかけはエビちゃんが大好きで始めました」「創刊からずっとAneCanは購入していたので寂しいです。けど、本当に7年間素敵なPhotoありがとうございました!」と多くの声が寄せられた。

 また、蛯原、高垣とともに同誌の“トップスリー”として誌面を飾ってきた押切も卒業を報告。2016年8月2日(火)に自身のインスタグラムで「本日の新聞でAneCan卒業を発表しました。まだすぐに卒業というわけではなく、実は今日のロケもAneCanの連載ページだったりします」「正式なご挨拶はまだ控えますが、これまで応援してくださった読者のみなさま、支えてくれるスタッフのみなさん、モデルのみんなには心から感謝しています」とコメントすると、多くのファンたちから「もえちゃんが好きで創刊当初からずっと購入していました!」「同じくらいの年齢で、高校生の時からずっと憧れてました! 卒業はさみしいですが、これからの活躍も期待してますね」「CanCamの頃から見ているので、もえちゃんがAneCanを卒業…創刊号がついこのあいだのようです」と、こちらも卒業を惜しむ声が。

 日本のファッション界で一時代を築いてきたモデルたちの『AneCan』卒業、そして『AneCan』の休刊と、長い間一緒に年を重ねてきたファンにとってはさみしいものがあるだろう。しかし完全に廃刊となってしまうわけではなく、「ブランド力とノウハウをいかし、今の時代らしく読者のライフスタイルに寄り添った新しい形でのビジネスを検討してまいります。その内容や時期に関しましては、具体的に決まり次第お知らせ申し上げます」ということなので、いつの日かまた『AneCan』が復活する日を心待ちにしていよう。