8月15日の終戦記念日は過ぎたが、中国にとっての「戦勝イベント」は終わっていない。降伏文書調印日の翌日にあたる9月3日が中国にとっての戦勝記念日であり、この日まで日本の戦争責任に対する批判的な論調は続くことになる。(写真は広島の平和記念公園、写真提供:(C)Francesco Dazzi/123RF)

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 8月15日の終戦記念日は過ぎたが、中国にとっての「戦勝イベント」は終わっていない。降伏文書調印日の翌日にあたる9月3日が中国にとっての戦勝記念日であり、この日まで日本の戦争責任に対する批判的な論調は続くことになる。

 中国メディア・今日頭条は24日、「戦闘好きな日本民族だが、一部の国民はそんなことはない」とする記事を掲載した。記事は、日本人が世の人々に与える印象は「好戦的で冷血、無情」というものであるとしている。そして、日本政府についても「靖国神社に参拝し、かつて起こした戦争で他国を傷つけたことを認めない」と紹介。多くの日本人が日本政府同様、戦争に対して反省し悔いていないとの認識を持ちがちであるが、「一部の日本の市民は、われわれと同じように平和を愛し、戦争を憎んでいるのである」とした。

 そのうえで、日本の市民が戦争を憎み平和を愛していることを示す施設として、静岡県御殿場市にある平和公園を紹介。「この公園は、日本人が戦争の惨禍を訴え、世界平和を祈るために設立されたものである」としたほか、公園内には平和を象徴する白い仏舎利塔も作られたと説明した。また、この平和公園には純和風の日本庭園や巨大な噴水のある湖、ミニ動物園があり、観光をしつつ平和に思いを馳せることのできるスポットであることを紹介している。

 御殿場の平和公園のみならず、日本国内には平和を祈る目的で作られた施設は数多く存在する。記事は日本人を「好戦的」としているが、今の日本においてはむしろ「好戦的」な人が一部に限られることを、実際に日本を訪れて感じて欲しいものである。(編集担当:今関忠義)(写真は広島の平和記念公園、写真提供:(C)Francesco Dazzi/123RF)