京都大学発のベンチャーで、スポーツカータイプの電気自動車(スポーツEV)の量産に日本で初めて成功したGLMは、同社初の量産車種である『トミーカイラZZ』の試乗会兼展示会を9月11日まで都内で初開催する。会場はサンワカンパニーが新しくオープンする東京ショールームの屋内と敷地内(東京都港区南青山2-26-1南青山ブライトスクエア 10:00〜18:00 定休日なし)。事前予約などは不要。雨天の場合は試乗は中止。

トミーカイラZZ トミーカイラZZ

屋外に置く試乗車兼展示車はホワイトパールと特別イエローの2台。特別イエローは、タカラトミーの「トミカ」のミニカーに採用されたカラーリングを再現した、特注仕様の一台。『トミーカイラZZ』が世界に誇る点は、発進から3.9秒で時速100kmに到達できる高い加速性能だ。ガソリン車の高級スポーツカーに勝るその加速感を、同社スタッフの運転による試乗により、助手席で実際に体感できる。

また期間中は、『トミーカイラZZ』の心臓部分であるプラットフォーム(モーター・バッテリー・車両制御ユニット・シャーシ部分等で構成する車体)を、ショールーム内に展示する。プラットフォームを都内で公開するのは初めて。

トミーカイラZZ

同社のビジネスモデルの特徴は、完成車の販売だけでなく、外装部分(ボディーカウル)を除くプラットフォーム部分そのものも販売する点。特許も取得している同部分は、それ自体で走行可能な強度・剛性を兼ね備えた設計としている。かつプラットフォームそのものをモジュール化している。そのため、EV市場に新規参入を計画する企業にとって、このプラットフォームをベースとした開発を行なえば、自動車メーカーでなくとも比較的容易にEV開発に着手することが可能となるのだ。

部品点数の少ないEVはガソリン車より参入障壁が低く、世界の様々な業種が注目している。しかしEVであっても量産販売となると、高い技術力や莫大な初期投資が必要で、ゼロからビジネスを立ち上げるのは困難。同社のプラットフォーム事業は、新たな市場を切り開くものとして、欧州やアジアを中心に国内外で注目を集めている。

関連情報

http://tommykairazz.com/

文/編集部