糖質の一種である“オリゴ糖”は、一般的なお砂糖よりも低カロリーで、ダイエットに使う方も多いのではないでしょうか? ここでは体にいいと言われるオリゴ糖の効能と選び方のポイントをご紹介.

“オリゴ糖”ってどんな糖?

オリゴは「少ない」という意味で、少糖類と呼ばれることもあります。もともとは母乳から見つかった成分で、母乳成分の9%を占め、赤ちゃんの免疫力を高める働きがあります。もちろんオリゴ糖が有効なのは赤ちゃんだけでなく、大人にとっても欠かせない成分です。オリゴ糖はほとんどが天然の成分で、オリゴ糖自体に危険性はありません。ただしオリゴ糖の商品の中には食品添加物を使ったり、砂糖や人工甘味料が使われていることもあるので、よくチェックしてから購入しましょう。

“オリゴ糖”の5つの効果

オリゴ糖には、免疫力を高めたりコレステロール値を下げる効果があります。これは、オリゴ糖が腸内でビフィズス菌などの善玉菌の栄養になり、善玉菌を増やす働きがあるためです。ここでは、オリゴ糖の効能を5つご紹介します。

1.便秘を解消する

オリゴ糖は善玉菌を増やすことによって腸内環境を解消する働きがあり、それによって便秘も解消されます。オリゴ糖は安全性が高いので、赤ちゃんの便秘の解消に使われることもあります。

2.免疫力を高める

免疫細胞の6割は腸内にあります。オリゴ糖を摂ることで腸内環境が高まれば、免疫力を高めることができ、風邪などを引きにくくなります。

3.コレステロールを下げる

腸内環境が良くなることで、血液内の老廃物を正常に代謝することができます。血液の流れも良くなり、コレステロールを下げて生活習慣病を防ぐ効果があります。

4.肌荒れの改善

肌荒れは腸内環境が悪化することで起こることも多いのです。腸内環境が整うことで、老廃物が排出されやすくなるとお肌の荒れも改善します。

5.アレルギーの改善

腸内に毒素が溜まっていると、血液を通して全身に回り、アレルギーの原因になると言われます。腸内の毒素がなくなることで、アレルギー症状が軽減されます。

ここがポイント! オリゴ糖の選び方は?

オリゴ糖には、難消化性オリゴ糖と消化性オリゴ糖の2種類があります。難消化性オリゴ糖は体内で消化・吸収されません。消化されずに大腸まで届くので、腸内環境の改善に効果があります。消化性オリゴ糖は胃や小腸で吸収されてしまうため、腸内環境を整える効果は低いのです。オリゴ糖の効果を実感するには難消化性オリゴ糖を選ぶといいでしょう。難消化性オリゴ糖には、フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、乳果オリゴ糖などの種類があります。フラクトオリゴ糖はゴボウや玉ねぎなどの野菜に多く含まれています。ガラクトオリゴ糖や乳果オリゴ糖は牛乳などに含まれる動物性のオリゴ糖です。普通の白砂糖をオリゴ糖に変えることからはじめてみませんか。


writer:岩田かほり