24日、韓国の国民安全処主管の下、全国各地で緊急事態に備えた消防車の路上走行訓練が行われたが、国民日報が報じた訓練現場の写真に注目が集まっている。写真は韓国。

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2016年8月24日、韓国の国民安全処主管の下、全国各地で緊急事態に備えた消防車の路上走行訓練が行われたが、国民日報が報じた訓練現場の写真に注目が集まっている。

今回の訓練は韓国全土で行われている民防空退避訓練(軍事避難訓練)の一環として行われたもの。「消防車に道を譲る訓練」の名の通り、緊急車両が速やかに現場に出動できるよう実際に消防車が街中に出動し、市民の協力意識を高める意図がある。

この日ソウルの都心部でも訓練が行われ、中部消防署の消防車両が一斉にサイレンを鳴らし出動したが、国民日報の記事によれば消防車に道を譲る車は見当たらない。写真には、片側3車線の車道で消防車両数台が渋滞する車に囲まれ身動きが取れないでいる様子が写っていた。

記事は「モーセの奇跡?これでは“進退両難”」との見出しでこれを伝え、韓国のネットユーザーから多数のコメントが寄せられている。

「これはマナーの問題じゃない。よける場所がないんだ」
「駐停車してる車のせいで歩道側の車線には入れないし、前は赤信号で止まってるし。よけてあげたくても無理」
「頭から批判せずに状況を見て伝えるべきだ。わざと譲らないわけじゃないだろう」

「最後の最後、国は国民を守りもしないくせに、国民にだけマナーをうんぬんするのはおかしい」
「大統領が飲酒運転歴のある警察庁長官を任命したくらいだ。写真のドライバーたちに何も言えないだろう」
「緊急車両に道を譲って車をぶつけたら国は責任を取れるのか?」

「道を譲らないのではなく譲れないんだ」
「まず違法駐車の取り締まりを定期的に頑張った方が良さそう」
「反対車線はがらがらじゃないか!緊急車両はセンターラインを越えて行けるのに、行かない消防車が悪い」
「道の狭い街中でモーセの奇跡を期待するのは、卵で岩を割るようなもの」(翻訳・編集/吉金)