2015年度の駐車違反取締件数は140万件を超えており、駐車車両への衝突事故は976件であった。どちらの件数も毎年減少しているものの、駐車車両への衝突が原因の事故によって44名の尊い命が失われている。路上駐車は危険な事故を引き起こす要因にもなっているのだ。そこでパーク24は、路上駐車防止の啓発活動の一環として、ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に、駐車に関する意識調査を実施した。

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■路上駐車が原因で危険を感じた経験

今回のアンケートでは、95%の人がクルマを運転中に「路上駐車が原因で危険を感じた経験がある」ことがわかった。昨年度の同様の調査では、89%となっており6%ポイント上昇している。

駐車に関する意識調査

■2年以内の路上駐車経験

また、2年以内に路上駐車をした経験があると回答した人は37%。アンケートを開始した2013年から4年連続で減少傾向にあり、初めて4割を下回った。

駐車に関する意識調査

■路上駐車をした理由

路上駐車をした理由については、「駐車場にとめるほどの時間ではなかったから」が56%で最多となった。以降、「近くに駐車場がなかった」(32%)、「駐車場が満車だったから」(5%)と続き、この傾向は例年と比較しても変化はなかった。

駐車に関する意識調査

年代別でみると、20代以下は、「駐車場にとめるほどの時間ではなかったから」が唯一6割を超えており、他の年代よりも路上駐車に対する意識が低いことがうかがえる。また、30代以上は「近くに駐車場がなかったから」と「駐車場が満車だったから」を合わせると4割近くにのぼり、駐車場にとめたくてもとめられない状況にあることがわかった。

路上駐車の車両が関与した人身事故では、「駐車車両に衝突」した直接的なものは36%程度で、それ以外は「駐車車両のための進路変更」「駐車車両による発見の遅れ」「駐車車両の直前後から飛び出し」といった間接的なものが64%となっている。

こういった事故をなくすために「とめたい場所にとめられる」環境を整備するべく、同社グループは、時間貸し駐車場のパイオニア企業として路上駐車ゼロを目指し、必要な場所で、必要なときにクルマをとめられる環境にしていくと同時に、快適なクルマ社会の実現を社会的使命として、今後も継続した啓発活動を推進していくという。

【調査概要】
調査対象:タイムズクラブ会員(2015年6月27日以降に入会し、直近でタイムズ駐車場・タイムズカープラス・タイムズカーレンタルを利用した人)
調査方法:非公開型インターネットアンケート
調査期間:2016年6月27日〜7月4日
有効回答者数:7638名

文/編集部