さくらんぼパフェから“やまぶし”セレクトの雑貨までが揃う、山形の新名所「とんがりビル」

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2016年4月、山形市中心部のシネマ通り沿いにオープンした「とんがりビル」。街ににぎわいを取り戻そうと、築40年ほどの雑居ビルがリノベーションされました。山形の食材を味わえる食堂、ユニークな雑貨店などが入居し、山形のおしゃれなニュースポットとして注目を集めています。

野菜の魅力を再発見。「nitaki」のプレートランチ

まずは、大通りに面したガラスドアからビルの中へ。1階にあるのは、山形の食材を使ったメニューが楽しめる食堂「nitaki」(ニタキ)です。“山形の四季の食材を追いかけるように味わってほしい”という思いから、地元の旬野菜のアレンジメニューや、めずらしい野菜を使った料理を提供しています。

おすすめは、数種の惣菜を盛り合わせた「nitakiプレート」。山形県北部・真室川町で栽培される伝承野菜を使った「勘次郎きゅうりのオリーブオイルあえ」や「弥次郎ささぎのしょうが醤油」、春巻の餡にズッキーニを入れ洋風に仕上げた「nitakiロール」など、ひとひねりあるメニューが日替わりで並びます。野菜の滋味深い味わいや、新感覚の料理に箸が進み、体の中から元気になれそうです。

カフェタイムには、旬の果物を使ったスイーツが味わえます。「さくらんぼのパフェ」は、2種のさくらんぼソルベとバニラアイスのさっぱりした味わいと、生クリームの甘さのハーモニーがここちよい夏メニュー。グラスの下に敷かれたグラノーラのザクザク食感も楽しく、満足感たっぷりですよ。

nitaki(ニタキ)
[TEL] 023-634-8883
[時間] 11:30〜21:30(閉店は22:00)
[休] 月曜(祝日の場合は翌日休)

“やまぶし”がセレクトした手仕事品が並ぶ雑貨店「十三時」

「nitaki」のすぐ隣には、ユニークなアイテムが目に留まる雑貨店があります。こちらは、出羽三山で修行をする“山伏(やまぶし)”の坂本大三郎さんのお店「十三時」(じゅうさんじ)。山形の文化や手仕事、山間部に今も残る生活の知恵を伝える場所としてオープンしたお店です。

自然素材で編んだ草履、かごバッグなど職人の手仕事が光る一品から、イタチの毛皮、「山」という文字がインパクトのあるTシャツなど、ここでしか出会えないようなラインアップにどきどき。地元産のいなごを細かく砕き、おからや梅干しと合わせた栄養満点の「いなごふりかけ」や、月山で収穫される食材を使った「やまぶどうジュース」「ふきのとう味噌」などの食品もあり、おみやげに購入していく女性が多いそうです。

十三時(じゅうさんじ)
[TEL] 090-2952-0013
[時間] 12:00〜19:00
[休] 月曜

木のぬくもりあふれる家具&雑貨「TIMBER COURT」

2〜4階へは、一度外へ出て、ビルの脇にある階段を上りましょう。2階にはデザイン事務所と写真館、3階はシェアオフィススペースが入っており、4階にあるのがオリジナル家具と雑貨、アクセサリーを販売する「TIMBER COURT」(ティンバーコート)のショールームです。

ソファやテーブルなどの家具は、それぞれ木材や張り地を選ぶセミオーダー式。すべて山形県上山市にある工房で製作されています。天然無垢材を使用し、ミツバチの巣から採れる“蜜ろう”のワックスを薄くコーティングするのみで、木のナチュラルな風合いや経年変化も楽しめるのが特徴。「こんな家具をそろえた家に住んでみたいな」と、思わず憧れてしまいます。

家具と同じ木材を使った雑貨も豊富。家の形をしたキュートなブックスタンドや、真ちゅうのフタをあしらったティッシュカバーは、部屋の素敵なアクセントになりそうです。
真ちゅうやシルバー、アルミなどを使った、アンティークな雰囲気の手作りアクセサリーも人気ですよ。

TIMBER COURT(ティンバーコート)
[TEL] 023-665-5331
[時間] 11:00〜18:00
[休] 月曜(ほか製作のため休みの場合あり)

個性あふれるお店が集い、地元客から観光客まで多くの人が足を運ぶスポットとなった「とんがりビル」。山形を訪れた際にはぜひ立ち寄って、山形の食や文化にふれてみてくださいね。

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