いろんなわんちゃんがいるように、いろんな飼い主さんがいらっしゃいます。
今回はみなさんが出会った素晴らしい飼い主さんのエピソードをご紹介します。

投稿者:ゆん

私の知り合いに、ミニチュアダックスフンドの女の子を飼われているご夫婦がいました。
そのわんちゃんが15歳になったばかりの時、腎不全と診断され、もう長くはないと獣医さんから告げらたそうです。
後は自然に任せて最後の時を迎えるということも選択肢としてあったそうですが、しかしそのご夫婦は、少しでも体を楽にしてあげたいと、病院での治療を希望されました。
主な処置としては、腎臓保護や脱水予防の為に皮膚に針を刺して点滴を行う、10分程度の皮下補液という治療ですが、だいたいの飼い主さんは仕事などの都合で週2〜3回通うのが精一杯な中、共働きであった夫婦は忙しいながらも平日、土日祝日関係なく、1日も欠かさずに夫婦交代しながら動物病院に通っていました。
そうしているうちに、なんと余命間近と言われたわんちゃんが、16歳の誕生日を迎えることができました。
気がつけば、夫婦は1年間ほぼ毎日、動物病院に通ったのです。

わんちゃんはそれから間もなくして亡くなってしまいましたが、「余命短い動物を長生きさせるために無理やり治療を行うのは、逆に動物にとって負担じゃないか、人間の奢りかもしれないと思ったけれども、それでもやっぱり家族だから、放っておけないし、1年も一緒に居ることが出来て私達も幸せだった。」と、夫婦は最後に話してくれました。

こういう場合、どうすることが正解なのか、もしかしたらその答えはないのかもしれませんが、愛犬の為に一年間毎日病院に通うということは決して真似できることではないと思いました。
悲しいけれども、なんとも心温まるエピソードです。

投稿者:フーガ

捨てられていた犬を救った女性

ある女性が、関東近郊の山奥に捨てられていた中型犬を保護しました。
保護した当時は毛並みには艶がなく、ひどく人を怖がっている状態だったそうです。

健康状態なども心配されましたが、その女性の気持ちが通じたのか、日を追うごとに人に慣れてきて、ご飯もたくさん食べるようになり、お風呂も入るようになったそうです。
そうしてその女性は3ヶ月程、その中型犬のわんこを自分で飼っていました。

そしてその犬もまた人を救いました

ちょうどその頃、その女性の会社の同僚が父親を亡くし、ひどくふさぎこんでいました。
次第に仕事も休みがちになり、やがて引きこもりの状態になったそうです。
そこでその方はわんこを連れて同僚の家に度々訪れ、ついにはわんこを預けることに。

最初はただただ可愛がっていたそうですが、その方にとって守るべき大切な存在となり、やがてそれが生きがいとなって、働く意欲もわいてきたそうです。

飼い主の勝手で捨てられる命があることは本当に悲しいことですが、それでもその命をっている人もいて、そしてその連鎖が繋がっていくということは、本当に素晴らしいことだと思いました。

投稿者:TIKI

我が家の愛犬も13歳のシニアですが、私のお友達はもっと上の15歳のワンコを介護しています。
それは、もう人間同様の手厚い介護で思わず「天晴れ!」と言いたいほど。
アレルギーがあるので日々のご飯は手作りは当たり前で、肉や魚、野菜に至るまで産地にもこだわって健康に良いというものを惜しげなくあげています。

今まで数々の病気と闘ってきて、その都度飼い主は自宅でも完璧な治療をして(点滴や酸素ボンベまで完備)15歳になる今現在も日々克服しながら頑張っています!
足の力が衰えてきたと思ったら、オーダーメイドのコルセットまで作ってあげて、歩きやすくしてあげています。
彼女の愛犬に対する「絶対に守ってあげる!!」という気合いにはただただ脱帽です。

本当の家族という意識は、飼い主として絶対に持っていなければいけないとあらためて思いました。

投稿者:ゆり0404

私がまだ小学生の頃、家から5分もかからない場所に祖父の家があり、そこで柴犬とのMIX犬を飼っていて、私はよくその犬と遊んでいました。
そのおかげで昔も今も犬が大好きです。
しかしそんな私も、小学生の頃、近所の顔見知りの犬に一度だけ噛まれたことがあります。
噛まれた経験のある子は犬が苦手になる子がほとんどですが、私は全く嫌いになりませんでした。
犬嫌いにならなかったその理由、それはその飼い主さんが言った一言にあります。

噛んだ犬は飼い主さんと散歩中で、私は知っている犬だったので駆け寄り、歩きながらずっと頭を撫でていました。
するとその犬が私の手を突然噛みました。
もちろんそんなに強い力ではありませんでしたが、初めて犬に噛まれたので呆然としている私に、飼い主さんはこう言いました。
「散歩中に頭を撫でるから噛まれたんだよ。自分が楽しいときに邪魔されたらい嫌でしょ?」
私は幼心にその通りだと思い、犬と飼い主に謝罪して帰宅しました。

その言葉は今でもはっきり覚えており、今でもあの時噛まれて良かったとすら思っています。
犬の気持ちになることを学ばずに、今の私の愛犬と過ごしていたら…
あの時の飼い主さんの言葉に感謝です!

(※続きは次のページで!)

投稿者:MAYO

実家のマンションに訪れた時、ゴールデンレトリバーを大きな台車に乗せている飼い主の方とエレベーターですれ違いました。
そのワンちゃんは元気がなく、台車の上で横になっていました。

後日、私の母が、そのゴールデンレトリバーの飼い主さんからお話を伺う機会があり、なぜ台車に乗せていたのかがわかりました。
台車に乗っていたワンちゃんは、脳腫瘍のため治療をしていましたが、症状は改善せず、もう自分で動くこともできない状態だったそうです。
排泄だけは外に出ないとしてくれないため、台車に乗せて外に出ていたということでした。

その後、1ヶ月も経たないうちに、そのワンちゃんが亡くなったということを聞きました。そのワンちゃんは、飼い主さんが、仕事でアメリカにいたときに飼い始めたため、小さい頃はアメリカの広いお家で走り回るのが大好きだったそうです。

亡くなった後は、ワンちゃんが天国でたくさん走り回れるようにと、飼い主の方がアメリカまで散骨に行ったということでした。
最後まで、飼い主さんの愛情をいっぱい受けて過ごしたワンちゃんは、本当に幸せだっただろうなと思います。
きっと、天国でたくさん走り回っているだろうなと思います。

投稿者:KOUME

随分昔の話ですが、筆者が小さい頃に通っていた幼稚園は、先生がご家族で経営している小さな幼稚園でした。
今回お話ししたいのは、この幼稚園の先生のことです。

先生は大の動物好きで、園内に犬が3匹、猫が20匹ほどいました。
幼稚園へ入学する際には、犬や猫がたくさんいることを説明されます。
中にはアレルギーなどがある子どももいるので、このことについて同意しなければ入学できません。
犬たち3匹はどれも穏やかで優しい性格だったので、筆者は犬たちと遊ぶのが楽しみで毎日幼稚園へ通っていました。

ある日先生が「幼稚園にいる動物さんたちは、全員お家が無かったのよ」と言って犬を優しく撫でました。
子どもの頃はこのことがよく分からなかったのですが、幼稚園にいた犬や猫は全て保護施設から保護されていたのです!

先生はなんて素晴らしい人だったのだろう!と、筆者は大人になってから分かりました。
また、動物たちがたくさんいる素晴らしい環境で育つことができたことに感謝しています。

もう随分前にこの幼稚園は閉園してしまいましたが、筆者が犬が大好きになったのも、この幼稚園で動物たちと触れ合っていたからだと思います。
先生、ありがとう!

投稿者:そらやん

今から7年前のこと。
初めて犬と暮らしはじめて、アタフタ・ワヤクチャと色々なことがあり(笑)、お散歩に出せるようになったら朝の5:00から起こされて・・・と、よくあるパピー犬との生活に慣れはじめた頃のことでした。
我が家の犬種はテリア系。活発で好奇心旺盛(かつ頑固)のマニュアル通り、お散歩が大好き。
そして、犬のお友達、犬とのコミュニケーションに興味津々のようだったのですが、何しろ飼い主が初心者。
育児書や同犬種のブログはさんざ読んでいましたが、マニュアルと実地は絶対に別物です。
暴れたらどうしよう?怪我したり怪我させたりetcトラブルになったら???と不安ばかりでいました。

そんなある日、大型犬を連れたおじいさんに出会いました。
大きさにビックリして、我が家のいたずら盛りもさすがにビビっている様子を見て、「家の子は大丈夫。もう、ばあさんやから、赤ちゃんに何されても怒らへんから。
その犬、好きにさせたり。可哀想やで?」と一言をかけて下さったのです。
最初は恐る恐る、それでもだんだん積極的に先輩犬に挑み、先輩犬も「それはダメ」というのを優しく教えてくれたようでした。
この日を境に、愛犬はお友達を作るのが上手になり、体だけでなく心を育てるのに大事な0歳児時代を過ごすことができました。

あの出会いがなかったら、深く考えずに躾教室に放りこんだりしたかもしれないし、犬とコミュケーションを取らせることを極力避けるような、可哀想なことをしていたことでしょう。
御礼にはほど遠いですが、愛犬がシニア世代に入り落ち着いてきた今日この頃。
同じ様なパピーちゃんを見かけたら、状況が許す限りコミュニーケションを取るようになりました。
たった1度の出会いが救いになる事がたくさんあると実感しているからです。

投稿者:viki

私の出会った愛犬家で、いつも必ずワンちゃんと共に行動している方がいます。
旅行やお出かけは勿論、買い物に行くにも必ず愛犬を連れて行動しています。

私が、「いつもワンちゃんと一緒なんですね。ワンちゃんも嬉しいでしょうね。」と話しかけると、その方は、こう答えました。
「犬は長時間一人ぼっちではいれないんですよ。だから出来るだけ一緒にいてあげたいの。」
そうです、犬は長時間一人ぼっちではいれないのです。 
人の一時間が、犬にとっては四時間くらいが経つ感覚なのです。
私はその方の話を聞いて感心しました。

人だってずっと一人ぼっちは嫌ですよね?
ワンちゃんだって当然寂しいんです。

私はこれからもっと、ワンちゃんの気持ちをもっと考えてあげようと思いました。

投稿者:RICCO

”そっとしておいてほしい”わんちゃんに・・・

先日、買い物の途中で、黄色いリボンをリードにつけているプードルに出会いました。
ドラッグストアの前でポールに繋がれていて不安そうにうろうろと同じ場所を往復中。

普段からわんちゃんを1匹にして、その場を離れるのはよくないとは思うのですが、よりによって”黄色いリボン”つき。

都心の比較的人通りの多い道だったこともあり、ヒヤヒヤしながらプードルの様子を見ていると・・・案の定、幼稚園の制服に身を包んだ小さな巨人が!?

「いぬ!」と言いながら駆け寄ってくる男の子に、プードルはビクッと反応し、低く唸り声をあげているのですが、その子はお構いなしに目の前にちょこんと座ってしまいました。

このままじゃ噛まれちゃうかな、危ないかな、声をかけようかと悩んでいたところに、お店から出てきたらしい女性が「触っちゃダメだよ!」と一言。

私もびっくりしましたが、男の子もパっと振り向き、男の子のママも声にびっくりしたのか近くにきて腕をひこうとしていました。
なんだか不満そうな男の子でしたが、その女性が優しく、

「このわんちゃんはおばちゃん家のわんちゃんではないけれど、おばちゃん家のわんちゃんも同じ黄色いリボンをつけているんだよ。この黄色いリボンは触らないでねっていう合図で、病気やけがをしている子かもしれない、怖がってしまうわんちゃんかもしれないのね。僕もいきなり知らない人に触られたら怖くないかな?覚えておこうね」

と伝えると、男の子も「うん」と大きく頷いて納得したご様子。

近くで聞いていたお母さんも納得し、未だ臨戦態勢のプードルにバイバイと手を振っていくほほえましい光景が目の前に(笑)

時間がなくてそのわんちゃんの飼い主さんが戻ってくるまでは見れなかったのですが、改めてあの女性の行動には天晴れ!
「イエロー ドッグ プロジェクト」を知っていたことにも、よそのわんちゃんの事なのに尻込みせず真っ先に声をかけにいった行動も素晴らしいものです。

スウェーデン発祥の「イエロー ドッグ プロジェクト」ですが、まだまだ日本ではあまり知られていないところが本当のところですね。
しかし、少しずつ周知されつつあるので、これが助け合い、分かり合うことに繋がればいいですね!

ごく一部の飼い主さんのあまりよろしくない行動で、飼い主さん全体のイメージが悪くなることもありますが、今回ご紹介したような素晴らしい飼い主さんの行動によって、飼い主さん全体のイメージが良くなっていけば嬉しいですね!