超ド派手な色合いの「セルシオCインテリアセレクション」

写真拡大

東海・近畿圏のクルマ好きにおなじみのカスタムカーイベント「名古屋オートフェスティバル」がWEBマガジン「週刊ジョージア」の「クルマニア画報」で紹介された。今年はポートメッセなごや3号館に、約250台の個性あふれるカスタムカーが集結。その中から今回はショッキングピンクのセルシオをピックアップ!

【写真を見る】ボディはもちろん、車内もピンク一色の世界が広がる!目がチカチカしそうだ

■ 注目度120%のピンクセルシオ!

さあ、今週からは名古屋オートフェスティバル2016を見ていこう。今年で5回目を迎えるこのイベントは、メーカーやディーラーの出展車をはじめ、個人のオーナーの車など一度にたくさんのカスタムカーを見ることができるのが特徴だね。

――会場内はまさに個性的なクルマ一色ですね。

見た目のインパクト重視のカスタムから、旧車や二輪の参加もあるようだ。じゃ、さっそく気になるクルマを…。ん、あそこになんとも派手なクルマがあるね!

――ホントだ。ピンク一色でかなり目立ってますね!

このフォルムはセルシオだね。でも全体がカスタムされていて、パッと見では分からないね。

――確かに。では、オーナーに詳しい話を聞きに行きましょう!

■ こだわりのオールピンクカスタム、パーツは基本ワンオフ!

――またドえらいクルマに仕上げましたね!いろいろとお話聞かせてください。

はい、なんでもどうぞ!(オーナー・たぁぼぅさん)

――ひと際目を引くカスタムですが、こちらのセルシオの車種は?

セルシオCインテリアセレクション、平成13年式です。とにかくピンクが好きなので、統一してみました。外も中もオールピンク!名付けて“桜のセルシオ”です。

――こだわり部分や、カスタムする上で苦労したエピソードなんかを教えてください。

内装は全部張り替えていますし、何度か作りなおしてます。シートをレカロ製のものに替えた時は、それに合わせて内装を張り替えました。また、苦労はと聞かれると、カスタムショップに頼らず、自分でやっていることですね。細かい性格なので、ついつい凝ってしまうんです。

――内装のこのキラキラは…ラメでしょうか?

この部分は、ラメじゃなくてラインストーンです。自分で一粒ずつ貼りましたが…、いやはや大変でしたねぇ。携帯のデコレーションなんかと同じ要領なんですけど、もうエンドレス過ぎて(笑)。

――まさに気の遠くなるような作業ですね。そして、ボンネットはお札の柄。でもこれ、よく見ると…。

100ドル札のパロディなんですけど、お札の肖像が私の顔になっているんですよ。しかもプリントされてる文字には、私に関することが書いてあるんです。これは大きなステッカーシートで作って貼りました。

――近づいてよく見ると、ネタに気付かされる、みたいな。

そうですね、文字をじっくり読むと、私の年齢が分かったり。今まで2人くらいが気付いてくれました(笑)。

――まさに細か過ぎて…的な世界!他にもいろいろと作り込んでありそうですね。

あとはトランクですかね。後ろを開けると、こんな感じになっています。

――おお、これまたピンク一色!…若干目がしぱしぱしますね。ところで、この“桜人”って、なんて読むんでしょう?

これは“さくらんちゅ”です。“海人(うみんちゅ)”から拝借して(笑)。ピンク、桜が好きということの証です。

――あはは、なるほど…(苦笑)。一方で、カスタムパーツはどうされてるんですか?どこかお気に入りのメーカーがあるんでしょうか。

パーツは板金屋さんに頼んで、1つの発注→1つの生産つまりワンオフで作ってもらっています。その板金屋さん、クルマは車両修理とかしかやってないのに。パーツを作ってもらって付けているから、クルマの原型は残ってないですね(笑)。

――ちなみに、カスタムにはどれくらい費用をかけたんでしょうか?

うーん…マンションが一室買えるくらいにはなってるんじゃないかな?ホイールやバンパーなんかは何度も替えていますが、外して売れるものは売ったりもしていますし。正確にいくらかというのは分からないので、適当な換算ですけどね。

――ところでこのクルマ、実際に走れるんでしょうか?

ナンバー外しちゃってるんで、走れないんですよ。だから普段は自分が経営しているネイルサロンの中に飾っています。

――えっ、お店の中に入れちゃってるんですか!?

そうそう。お店の窓を外して出し入れしています。近所ではちょっと評判になっているみたい。

――なるほど、ネイルサロンの技術が先ほどのストーン貼りにも生かされているんですね。サロンに来たお客さんもびっくりするでしょうねえ。あ、もしかしてクルマ好きのお客さんが集まる店だったりしますか?

職業柄女性のお客さんが多いので、あまりコアなカーマニアの方はいらっしゃいませんね。ごくたまに来ますけど、大抵は“ちょっと入りづらい”とか言われます。

――一度行ったら忘れられない店になりそうですね。カスタム具合を見ても、手間暇だけでなく愛情を込めて作ったクルマなんだな、というのが伝わってきます。

もうピンクで、桜で、派手で。自分の好きなモノを詰め込んだ一台です。誰もやらないだろうってことを好き勝手にやっていったら、こうなっちゃいました。

――確かに個性的な一台ですね。ありがとうございました!

(※この記事は「週刊ジョージア」の「クルマニア画報」から抜粋したものです。全文・全写真は「週刊ジョージア」<https://weekly-g.jp>でご覧いただけます)

【週刊ジョージア】