リオ五輪を総括した西野朗技術委員長…手倉森誠監督については「高く評価している」

写真拡大

▽日本サッカー協会(JFA)は26日、技術委員会でリオ・デジャネイロ オリンピックの総括を行った。会議終了後、西野朗技術委員長が記者の取材に応じ、国際舞台での経験不足や選手の招集問題などについて語った。

◆西野朗技術委員長

──リオ五輪についてはどんな報告をしたのか

「強化部会から、霜田の方からチームの立ち上げから準備期間から、どういったアプローチをしてきたかという話と、予選、本選をどう戦ったかということをコンパクトに報告しました」

「色々と検証すると、紙一重の部分があったり、十分戦えたポジティブに捉えられる所がたくさんありました。僕自身、経験値というのが不足していたかなと。色々な戦い方の中で、紙一重のところで失点したり、ボールを取られたり。前のカテゴリ(U-20)で経験していなかったりというところは多少あったと思います」

「ベスト8に残ったチームはU-20で世界を経験した選手が5人以上間違いなくいましたし、そこにオーバーエイジのワールドカップ経験者がいたりといった、ゲームをコントロール編成をしているところはオリンピックレベルでも差が出るなと思います」

──久保裕也選手を招集できなかったことは次にどう生かすか

「間違いなく問題だと、最終的に現場に影響を与えたと感じています。強制力がないことは確かにあります。各国もその中で、メンバーを十分に編成できないというのは、日本だけではなくあります。アルゼンチンもしかりです」

「直前になって招集させないというのは、平気で起こるのがオリンピックのメンバー編成です。日本もそうならないようにオーバーエイジに対しては慎重に海外クラブと調整していました。ただ、そこが最後にチャンピオンズリーグやクラブの事情で出てしまったのは残念です」

──手倉森監督の去就については

「技術委員会では、みんな一同に手倉森監督には高い評価をしていますし、協会としても高い評価をしています。こういった難しい世代をアジアチャンピオンにして、海外に連れて行ったこと。マナウスであと5分ずつ試合時間があれば次のステージに進めたと思います。日本サッカーに対する思いが彼から伝わってきました」