オシャレで簡単なスイーツを自作し、Instagramの「いいね」を底上げしたい……そんな願いを叶えるべく、人気料理研究家・栗崎優子さんに、トレンド感あるレシピを教えていただく本連載。

今回は、超簡単なドリンク。最近、海外セレブのInstagramを中心に、アップ数をめきめき上げている赤紫蘇のドリンクの作り方を紹介します。

「夏の疲れたまっていませんか? この赤紫蘇のドリンクは、短時間で簡単にできてしまう旬の野菜を使用しています。甘酸っぱいお味と鮮やかな見た目で疲れも吹っ飛びます!希釈タイプなので、水や炭酸水などで好みの濃さに割って楽しむことができます。ぜひ作ってみてください」(栗崎さん)

透明のドリンクホルダーに入れると、鮮やかな赤が楽しめます。シャキッとする酸っぱさと甘さが特徴。

『紫蘇ジュース』
*材料*
赤紫蘇 1束(250〜300g程度)
水 1リットル
きび砂糖 300g
りんご酢 200cc

*作り方*
1、赤紫蘇の葉をちぎり、よく洗う。太い茎部分は破棄する。
2、鍋に水を沸騰させ、1を入れ15分煮る。吹きこぼれに注意しながら途中何度か混ぜる。
3、取り出すことができる紫蘇だけ鍋から取り出す。(後ほど漉すので全てを取り除かなくて大丈夫です。)
4、きび砂糖を入れ、溶けたらりんご酢を加え再度沸騰させる。
5、冷めたらザルで漉し、容器に移して冷蔵庫で保存する。

たったこれだけで完成‼!! なんてお手軽なんでしょ!

「希釈して飲むのもいいのですが、アレンジにも使えます。以下にまとめておきます」(栗崎さん)

★【アレンジ1】チアシードでつぶつぶ紫蘇ドリンク
(1人分)紫蘇ジュース50ccを水50ccで割り、チアシードを大さじ1加え混ぜ、冷蔵庫で一晩。途中何度か混ぜる。

★【アレンジ2】紫蘇ゼリー
(2カップ分)紫蘇ジュース100ccを水100ccで割り軽く沸騰させ、水15ccでふやかしておいたゼラチン3gを溶かす。粗熱が取れたら容器に流し入れ冷やし固める。

★【アレンジ3】手作り紫蘇ふりかけ
レシピの3で取り除いた赤紫蘇の葉を再利用してふりかけに。水分を絞った葉に塩を30g加えもみこむ。皿に葉を広げ、500wのレンジに5分を数回。カリカリになるまでひっくり返したりしながら繰り返す。ミルにかけ、粉末状にする。
*ポイント*
・りんご酢を加えた後、沸騰時部屋中お酢のにおいが充満します。十分な換気を心がけてください。
・1リットルのお湯はかなり重いので、火傷には十分注意して作業してください。

☆☆☆

栗崎 優子
大日本印刷株式会社にて営業として勤務後、大手料理教室の製菓講師に転身。2012年に豊島区の自宅でお菓子サロン『くりころん』をオープン。
2013年に『大豆粉でつくる、糖質オフでもこんなにおいしいパンとお菓子(河出書房)』、今年5月に『雑穀でかんたん!毎日のパンとお菓子〜体の中から美しくなる55のレシピ〜(光文社)』を出版。現在は1児の母として育児にも奮闘中。
日本雑穀協会認定雑穀エキスパート資格保持者。祐成陽子クッキングアートセミナーフードコーディネーター養成コース修了。