リオ五輪が終了したばかりだが、中国では早くも東京五輪の話題が増えている。閉会式で流れた東京五輪の紹介映像のインパクトが大きかったのかも知れない。映像では、スーパーマリオやキャプテン翼など、日本が世界に誇るキャラクターが数多く登場し、世界に大きなインパクトを与えた。(イメージ写真提供:123RF)

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 リオ五輪が終了したばかりだが、中国では早くも東京五輪の話題が増えている。閉会式で流れた東京五輪の紹介映像のインパクトが大きかったのかも知れない。映像では、スーパーマリオやキャプテン翼など、日本が世界に誇るキャラクターが数多く登場し、世界に大きなインパクトを与えた。

 東京五輪がどのような祭典となるのか、中国では今から推測する報道があるなか、中国メディアの中関村在線はこのほど、東京五輪で授与されるメダルは「もっとも環境に優しいメダルになる」と伝えている。

 プロダクトライフサイクルが短くなると同時に、廃棄される電子機器も増えている。スマートフォンなどの電子機器には金をはじめとする希少な金属が数多く使用されており、こうした廃棄物は見方を変えれば資源の山であり、「都市鉱山」とも呼ばれる。

 記事は、日本の報道を引用したうえで、東京五輪では廃棄された電子機器から取り出した貴金属を用いてメダルを作る可能性があることを紹介。ロンドン五輪ではメダル作成に使用した金は9.6キログラム、銀は1210キログラム、銅は700キログラムに達したことを紹介し、日本で2014年に廃棄された電子機器に含まれていた金は143キログラム、銀は1566キログラム、銅にいたっては1112トンと、メダルを作成するには十分すぎるほどの量が廃棄物のなかに存在することを伝えている。

 一方、中国には「東京五輪は予算が足りていないのか」と疑問を呈す報道があるのも事実だ。廃棄された電子機器から回収した貴金属であっても、その価値が落ちることはなく、メダルを作成してもメダルの価値も変わらない。廃棄された電子機器から回収した貴金属を使用するという考え方は、むしろ環境保護の観点のみならず、持続可能な発展を目指す中国にとっても多いに参考となるコンセプトではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)